11月28日・小野賞贈呈式のご案内2009/11/26 22:24

大阪文学学校の運営母体である社団法人・大阪文学協会は一九九九年春、関西はもとより各地から各界二十名の創設発起人の方々のご賛同とご協力、大阪府と大阪市の後援、朝日新聞社の共催をいただいて、小野十三郎賞を創設しました。05年度からは桃谷容子基金からの後援をいただくことができました。

7月10日をもって締め切った、今年度の第11回小野十三郎賞には、全国各地から、詩集、詩評論書あわせて133冊をお寄せいただきました。
二次にわたる予備選考を慎重にすすめました。そのうえで、9月25日午後1時から大阪市内において、金時鐘、倉橋健一、辻井喬、坪内稔典の四委員の出席のもとに、最終選考会を開きました。
最終候補13冊について三時間におよぶ討議の結果、はじめて本賞該当作なしとなりました。そのうえで、岡島弘子さん(東京都狛江市)の詩集『野川』(思潮社)、山口春樹さん(大阪府茨木市)の詩集『象牙の塔の人々』(澪標)に特別奨励賞を贈ることを決定しました。

第11回贈呈式を、以下のような式次第で、11月28日(土)午後2時より大阪市中央区谷町7丁目の大阪文学学校にて開催します。
お忙しいと存じますが、皆様のご参席を心よりお待ち申しあげます。

社団法人・大阪文学協会〈小野十三郎賞実行委員会〉
代表・長谷川龍生


《第一部》贈呈式……(一時間)

一、開会挨拶

一、選考委員紹介
一、選考経過報告
一、第11 回小野十三郎賞特別奨励賞 授与

   岡島弘子 『野川』
   山口春樹 『象牙の塔の人々』

一、受賞者挨拶

一、主催・大阪文学協会挨拶
一、共催・朝日新聞社挨拶
一、後援団体挨拶

《第二部》……(四十五分)

対談 倉橋健一×坪内稔典
「今回の小野賞と詩の現在」

《第三部》懇親パーティー(会費・三千円)……(一時間三十分)

  地下鉄谷町6丁目駅上、レストラン『門』にて

一、団体/来賓挨拶
一、乾杯
一、懇談

一、閉会の辞