道浦母都子さんの著書2冊を揃えました。2010/05/20 20:19

道浦さんのお世話で、22日特別講座のときの販売用として、道浦さんのご著書2冊計40冊をそろえました。
歌集『無援の抒情』(岩波現代文庫/900円+税)、この4月刊行されたばかりのエッセイ集『たましいを運ぶ舟』(岩波書店/1400円+税)です。

『無援の抒情』のカバー折返しには、次のようにあります。

 明日あると信じて来たる屋上に旗となるまで立ちつくすべし
 煙り雨しずかに森を潤せる夕べとなりて一人が沁みる
全共闘世代の闘いと愛と孤立をうたい、日常の風化に抗する意思表示として熱い同時代的共感を呼びおこした歌集『無援の抒情』を中心に、その後の歌集より自選した四百首を加えた。

また『たましいを運ぶ舟』のなかの「短歌でしか言えないこと」には、次のような文章があります。

「……私にとっては、短歌は自己確認の場、日々生きている私の証しを言葉、すなわち三十一文字で表わす。そうした対象として、短歌はある。短歌は自分史、歌で書く生涯日記というべきもの。そんなとらえ方をしている。」
「短歌でしか言えないこと。原稿用紙百枚分を、いえ一千枚分を、たった三十一文字で言えるかもしれない。
 そんな一首をつくりたい。そう思いつつ、歌の海で揺れ続けている私である。」


2冊とも、早々と売り切れると思います。
書店でも入手できるわけですが、当日どうしてもほしい方は、講座開始3時より早めに来場してください。といっても、2時過ぎまでは、昼間部・土曜日クラスの組会がふたつありますので、開場は2時半になります。

(小原)