文校賞最終候補2013/04/01 22:55

2012年度(第33回)大阪文学学校賞の最終候補に選ばれた作品は次のとおりです。

【小説部門-11編】
〈応募〉-ひるね「暴君の庭」、岡田智樹「水の織り成す」 〈樹林12年6月号〉-内藤万博「ミッシング・リンク」、善積健司「北京」、手嶌ウレハ「水木春奈だったころ」 〈同8月号〉-田中美代子「鮮血」、国方勲「ぼくらの8/15」、須永和子「養豚四十頭」 〈同12月号〉-古井らじか「カバが泣いた日」、岡田智樹「あめふらし」、竹本陽子「天六ブルース」

【詩部門-10編】
〈応募〉-宮地浩子「波の背に背にゆられて父還る」、小池文伽「骨の音」、いちのせまりえ「菓子折り」、畑章夫「行き先」、中林経城「観念論者の夢」、諏訪喜栄子「濁音」 〈樹林12年5月号〉-森美樹「疑問符」、なんどう照子「町」 〈同12月号〉-渡利真「冬のけやき」、堀内美希「シール」


●今日も、東京から入学者がありました。
今春、東京からの新入生は3人め。

(小原)

大阪文学学校入学の決心がつきかねている皆さんへ2013/04/02 20:55

『入学案内書』を請求されたり、あるいは一日体験入学に来校されたりしたということは、書きたいという衝動にかられたり、書くことに賭けてみようという気持ちになられているのだと思います。今回は見送って、10月にも新入生を募集するはずだから、そのときでいいと思っていませんか。けれども、半年後には衝動や気持ちがしぼんでいるかもしれません。今、思い切って飛び込んでみませんか。

ハードルが高そうとためらっている方もいらっしゃることでしょう。いろんな文学賞に応募している人が大勢入学してくるところだと思われているかもしれませんが、そんなことはありません。八割以上の方が、詩や小説やエッセイなどのいわゆる創作作品を書いた経験はありません。日記やブログを書くのが好き、本を読むのがなにより楽しい、昔作文を先生にほめられたことがある、あるいは死ぬまでに書き残したいことがある、そんなことから入学してくる方が大半なのです。

入りたいけれども、何を(どんなことを)書けばいいかわからないという方もいらっしゃることでしょう。通教部希望の方は『入学案内書』の31ページを参考にしてください。昼・夜間部希望の方は、まずはクラスにどんな作品が出てくるか様子見してみてはどうでしょうか。あぁこういうことを書いても作品になるのか、わたしだったらこんなふうに書くのになぁ、などとクラス生の作品から触発を受けるはずです。それから、書き始めてもいいわけです。

書き溜めてから入ることにします、とおっしゃられる方もいます。そうできればそれに越したことはないわけですが……。職業作家さんたちもそうだろうと思いますが、現文校生の皆さんもほとんどの方が作品提出の締切に迫られて書いている状態です。文学学校は、ある意味、厳しく締切を迫る修練の場ともいえます。

年間学費12万円(25歳以下の方、および東日本大震災復興支援として福島・宮城・岩手3県在住の方は9万円)というのは少なくない出費だと思いますので、分割払いの相談にものっています。

入学式は、7日(日)と目前に迫ってきました。決心がついたらホームページのトップページからオンラインで申し込みしてください。また、ファクスでも申込みはできます。
クラス編成の都合があるため、できるだけ早めにお願いします。入学時納入金は、入学式後でもかまいません。

(小原)

どんなことでもお問い合わせください。2013/04/03 22:10

メールで次のようなご質問がありました。
それにはこのように回答しました。

【ご質問】
現在、通信教育部への入学を検討しておりますが、仕事の関係からスクーリングに出席できない日があります。また合宿などにも出席できない可 能性があります。
スクーリング等は、どの程度出席が義務づけられるのでしょうか?

【回答】
たとえ年4回の通教部スクーリングに1度も出席がかなわなくても、作品を毎回(最低でも4回中3回)提出されれば1年後、大阪文学学校の修了証書が授与されます。

スクーリングに出席いただいたほうが、より執筆意欲を刺激されるのは確かですが、出席いただかなくても十分学習できるシステムになっていると自負しております。
沖縄・九州や北海道・東北など遠方の通教部生で、毎回出席というのは無理だと思いますので、担当講師からの添削やアドバイス批評にも力を入れています。

スクーリングは日曜日開催ですが、その前日の土曜日にはプレスクーリングが持たれます。そちらに出席して、スクーリングは欠席ということでもかまいません。

一晩泊まりの夏季合宿についてですが、こちらも参加自由ですので、ご都合に合わせていただければと思います。
夏季合宿は学生委員会が企画しており、短い小説や詩の作品を各自持ち寄って合評するといった学習の場もありますが、どちらかというと、文校生同士や講師との親睦を深める意味合いが大きいです。
多い時で70人ほど、少ない時は50人ほどです。
去年は岡山県倉敷、一昨年は滋賀県近江八幡、またその前は兵庫県明石といった具合に大阪を離れ、ユースホステルや寺院など安い宿舎でおこないます。

そのほか、入学開講式、修了集会なども出席は自由です。

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●文学学校の運営母体である社団法人・大阪文学協会の理事会が、夜6時30分から8時40分過ぎまで、文校の一室でもたれました。出席理事は、高畠、奥野、山田、細見、佐久間、中塚、葉山、岡、小原。みんな、文校のチューターです。
議題にしたのは、今春期の募集状況とクラス編成、2012年度の会計収支、第15回小野十三郎賞、「樹林」編集などです。
文校総会(会社でいうなら社員総会に当たる)は、7日(日)入学開講式の1時間半前から、文校で開きます。文学協会理事以外に、校長、チューター21名の方には、案内状を発送してあります。また学生委員会にも、学生代表5名を出してくれるように依頼してあります。

●今日の入学者は、4名。うち、一人は19歳男子大学生で奨学制度が適用されました。

(小原)

第33回大阪文学学校賞発表!2013/04/04 22:25

第33回大阪文学学校賞の各部門の受賞者は、次のように決定しました。授与は、4月7日(日)入学開講式席上でおこなわれます。

〈小説部門〉(応募15編+「樹林」年間掲載作29編のうちから)
本賞…田中美代子「鮮血」(樹林 12年8月号)
佳 作…竹本陽子「天六ブルース」(樹林 12年12月号)
奨励賞…なし

〈詩部門〉(応募32編+「樹林」年間掲載作28編のうちから)
本賞…堀内美希「シール」(樹林 12年12月号)
佳 作…宮地浩子「波の背の背にゆられて父還る」(応募)
奨励賞…畑章夫「行き先」(応募)

〈エッセイ・評論・ノンフィクション部門〉(応募11編+「樹林」年間掲載作15編のうちから)
本賞…渡利真「五体不満足は大満足」(樹林 12年5月号)
佳 作…森口順子「時計」(応募)
奨励賞…善積健司「敗戦記」(応募)


●今日の入学者は、4名。いままで“空白県”だった宮崎から、通教部・小説クラスへ。

(小原)

4/7(日)大阪文学学校入学開講式プログラム2013/04/05 22:15

2013年春期の入学開講式が、2日後にせまってきました。
明日(土)、入学開講式当日(日)の駆け込み入学もOKです。また、文校まで足を運んでいただかなくても、オンラインやファックスで入学を申し込むこともできます。

7日の入学開講式は、次のような式次第でとりおこなわれます。文校教室において午後2時開始です。


◆開会あいさつ   〈司会〉佐久間慶子

◆歓迎あいさつ  大阪文学協会代表理事 高畠 寛
            大阪文学学校校長 長谷川 龍生

◆全チューター自己紹介ならびに新入生への激励の言葉

◆第33回大阪文学学校賞授与
    ――〈小説部門〉〈詩部門〉〈エッセイ・評論・ノンフィクション部門〉
       ・選評
       ・受賞者スピーチ

◆学生委員会アピール

◆新入生紹介

    〈休憩〉(10分)

◆事務局紹介ならびにお知らせ

◆長谷川校長 特別講義


以上、終了するのは、4時半ごろを予定しています。そのあと、ビール、ウーロン茶、寿司、お菓子を飲食しながらの交流会です。このとき、出席の新入生みなに自己紹介がてら入学にあたっての抱負を述べてもらいます。入学式自体よりも、こちらのほうが文学学校らしさをより味わえるかもしれません。
通教部などの遠方の新入生は、無理してお越しいただかなくてもけっこうです。来阪は、6月のスクーリングまでとっておいてください。
今春の新入生だけでなく、進級・継続生も出席し、書く意気込みをあらたにしよう!  

(小原)

明日(7日)の入学開講式の準備は万端ととのいました。2013/04/06 21:48

大阪文学学校の2013年度春期の入学開講式は明日。
教室内を掃除し、吊り看板をかけ、“校旗”【写真の右上】を張り出しました。逆L字形のマークは“飛翔”をイメージしていると伝えられています(随分前につくられたもので詳しくはわかりません)。実は、“校旗”だけではなく、“校歌”もあるのですが、あまりにも勇ましい歌なので歌われることはまずありません。

皆さん、入学しようかどうしようか、土壇場まで悩まれているのでしょう。
今日は4名の方が入学手続きをされました。
夜間部2名、昼間部1名、通教部1名。

明日、文字どおりの駆け込み入学もOKです。 むろん、入学式に出席いただかなくとも、オンラインで入学を申し込むこともできます。

今春の新入生の皆さん! 進級・継続生の皆さん!
明日の入学開講式に出席されて、書く意気込みを新たにしましょう。

(小原)

2013年度春期入学開講式。2013/04/07 18:30

大阪文学学校はきょう、春期の入学開講式を迎えました。 約90名が出席。
本日時点で昼間部23名、夜間部17名、通教部30名で計70名の方が入学されました。
【まだ入学は受け付けています!】
在校生総数は350名を超えます(ほかに休学生約90名)。
式ではまず出席各チューターから新入生へ励ましのメッセージをいただいたあと、第33回大阪文学学校賞の授与式。各部門の選評につづいて受賞者のスピーチがありました。
学生委員会の活動紹介のあと、休憩をはさんで長谷川龍生校長の特別講義。
そして交流会。新入生の方ひとり一人に自己紹介をしてもらいました。笑いが起きたりしながら、今も和やかに会はつづいています。
これから1年、がんばってください。(銅)

あしたから、春期の組会(クラスゼミ)がスタートします。2013/04/08 20:11

昼間部、夜間部の春期組会(全16回)がいよいよ、明日からスタートです。新入生の皆さん、継続生の皆さん、自分の登校日(曜日)を確認して、教室に出てきてください。

通教部の春期第1回提出作品の締切は、13日(土)です。
それ以降の提出分も2週遅れまで受け付け、担当講師からアドバイス批評(個別評)は受けられますが、6月スクーリングのテキストになる通教部作品集(『樹林』7月号)の掲載対象にはなりませんので、ご留意ください。その場合でも、プレ・スクーリングの合評会に作品を提出することはできます。

(小原)

組会(クラスゼミ)が始まる!2013/04/09 22:10

1カ月余りの春休みを経て、いよいよ昼間部、夜間部の各クラスが今日から一斉にスタートしました。今春期は12年秋期同様、昼間部8、夜間部7クラスの編成です。通教部は13クラス。
今日は2クラスありました。昼間部の専科小説・夏当クラスは12名、夜間部の詩エッセイ・高田クラスは8名(うち新入生1名)の構成です。
簡単な自己紹介や各人の作品締切日を決めたあと、高田クラスではさっそく提出作品の合評をおこないました。
【写真】は、全員出席のあった夏当クラス。

(小原)

新入生2人。 昼・夜間部クラス、作品提出日を決める。2013/04/10 21:22

今日の水曜日は、昼1クラス、夜2クラスの組会がありました。
昼は本・専科・小説・高畠寛クラス(14名、そのうち新入生5名)、夜は本・専科・小説・津木林洋クラス(【写真】10名、全員新入生)と専科・小説・青木和クラス(17名)。
それぞれのクラスで、各人の作品提出日が決められました。

通信教育部(13クラス)の春期第1回作品提出締切は、こんどの土曜日(13日)です。今日、新入生を含めて6名の方から作品が届きました。まだの方、がんばって書いて送ってください。
13日に遅れると、『樹林』7月号(通教部作品集)に自作品が載るチャンスをみすみす逃がすことになりかねません。
でも、13日以降の提出分も2週遅れまで受け付け、担当講師からアドバイス批評(個別評)は受けられます。また、6月スクーリングの前段に持つプレ・スクーリングで、合評に付される機会はあります。

●今日、2名の方が入学手続きをされました。
昼間部と通教部へ。

(小原)