昨日(16日)、2013年度秋期の修了集会。2014/03/17 21:38

今回の修了集会は、午後4時から“朝井さんの直木賞を祝う会”が控えていたため、いつもより1時間早めて午後1時からとりおこなわれた。
本科、専科、研究科それぞれの課程を終えた人など出席者は55名。 東京や広島の通教部生の姿も。
5名(津木林、青木、平野、飯塚、小原)の各チューターに、受け持ちクラスの作品を講評していただきました。
修了証書授与のあとは、恒例の“修了生一言メッセージ”コーナー。マイクを持って修了生一人ひとりにしゃべってもらいました。ほとんどの方が、来期も進級して書きつづけたいと決意を表明されていました。
そして各クラスごとに、チューターを囲んで記念写真を撮影。【写真は夜間部・青木クラス】
午後3時を少し過ぎて修了。
今期124名の修了生のうち、出席した38名以外の方には、後日、修了証書を郵送するか、昼・夜間部に進級する方は来期最初の組会でお渡しします。

(小原)

昨日(16日)、朝井まかてさんの第150回直木賞受賞を祝う会【その①】2014/03/17 22:55

部屋の模様替えをして、午後4時から“祝う会”を開きました。
開始15分前に、朝井まかてさんが、1/16直木賞受賞会見、2/20直木賞・芥川賞贈呈式と同じように、膝小僧の出たワンピース姿でさっそうと文校教室に到着。
司会は、朝井さんの7年前の文校時代受け持ちだった小原が担当。
節目の第150回直木賞を受賞された朝井さんを心から祝福し、一堂に会した現文校生、修了生、講師陣の皆で喜びを分かち合い、そして朝井さんにより一層大きな作家になってほしいと激励するためのものでした。
かつて文校で同期だった森さん、清水さん、平野さん(遅れて出席)から、当時のエピソードを折り込んでお祝いの言葉が述べられました。
つづいて1年前、オール讀物新人賞を受賞している在校生の木下昌輝さんからも祝辞をいただきました。そのなかで、木下さん自ら依頼して寄せてもらった、朝井さん担当の講談社・小説現代出版部のK林さんの長めのメッセージが紹介され、朝井さんをアッと言わせました。
お祝いの最後は、文校に在籍していたことのある朝日新聞奈良総局次長の木元さん。直木賞受賞よりだいぶ前、朝井さんを3度取材し紙面化した時の話をされました。
そして、いよいよ朝井さん挨拶。始終、笑顔を絶やさず、ユーモアを交えながら受賞前後のことなどを話されました。文校を愛してくれていることがよく伝わってきました。

(小原)

昨日(16日)、朝井まかてさんの第150回直木賞受賞を祝う会【その②】2014/03/17 23:58

だんだん参加者も増えてきて、文校フロア満杯の110名ほどに。朝日新聞と読売新聞の大阪本社の記者も取材に来られていました。(もちろん、腕章を巻いたわが文校学生委員会・新聞部のメンバーも)
お祝い会が始まって1時間、高畠寛代表理事の乾杯の音頭がありました。「文校の還暦(創立60周年)祝いに大きなプレゼントをありがとう」と。
しばらくの飲食・歓談のあとは、朝井さんへの質問コーナー。
矢継ぎ早のどんな質問にも、丁寧に誠実に答えられていました。
このコーナーの最後に、津木林洋チューターから、在校時『樹林』在特号に掲載された朝井さんの作品にまつわる“秘話”があかされました。
最後に、サイン会。文字通り、長蛇の列ができました。80名ほど並んでいたのでは。お祝い会の110名は予測できたことでしたが、サイン会の列80名はぼくの予測を超えるものでした! 皆、読んでくれているのだ。朝井さんも、この晩、最もうれしかった場面ではなかっただろうか。
一人ひとりの名前まで書き入れてくれていました。

飲食・歓談のときも、サイン会のときも、話しかけてくる誰にも、根気よく応えられていたのがとても印象的でした。
おかげで、たぶん飲食・懇談のとき全く何も口にしていなかったようで、
ほぼ皆が引き上げたあと、図書室で残りのオードブルを口に運んでいました。
お忙しい中、予定を変更されて、同期生や学生委員会の2次会にもお付き合いただき、ありがとうです。

学生委員会の皆さんは、部屋の模様替え、入口受け付け、椅子出し、ビール瓶並べ、サイン会の付き添い、後片付けと手伝ってくれました。こういう大きなイベントになると、事務局3人だけではとうていやり切れません。感謝します。

●今日のことにになりますが、朝井さんの方から、電話とメールをちょうだいしました。昼の電話は、前夜のお祝い会へのお礼。夜のメールは、ぼくが出演した今夜のABCラジオについて「いい語り口ですよねえ。思わず聞き惚れました」と、こそばゆくなる感想を寄こしてくれました。

(小原)