昨日(26日)「大阪文学学校創立60周年記念講演会」盛大に!2014/03/27 21:45

昨日午後6時から、天満のドーンセンターにおいて開催した「大阪文学学校創立60周年記念講演会」には、平日にもかかわらず、しかもあいにくの雨天のなか、410名の参加がありました。在校生やチューターなど現文校関係者170名、一般・修了生240名。
戦後9年経った1954(昭和29)年に産声をあげた、われらの大阪文学学校。節目となる60年目(還暦)を祝い、引き続き関西の文学を愛好するものたち・書き手たちの拠点たらんという思いを固める場となりました。

【写真】上から[クリックで拡大]
■文校60年の歴史をふりかえる25枚のスライド上映の最後に挨拶する朝井まかてさん。文校在籍時のエピソードから今の決意につなげた。左は、朝井さんに引っ張り出された、担当チューターだった小原。
■姜尚中さんの、「私にとっての文学――小説で書けること、小説でしか書けないこと」と題した記念講演。右端は、司会の細見和之さん。
■豊富な話題を静かに語り、大きな感銘を与えた姜尚中さん。講演録はいずれ『樹林』誌上で。

《番外編》
鹿児島の頴娃(えい)というところの中学校で一緒で、今は堺市に住む同級生が駆けつけてくれた。前の日、読売新聞をみた、その大橋くんから「おまえん、名前がのっとったね」と文校に電話があった。そのとき、ぼくは明日のイベントのことを少し話した。まさかと思っていたが、大橋くんは現れた。鹿児島から送られてきたという自家製の“蓬餅”10個と「60年お祝い」と筆書きされた“祝儀袋”を差し出してきた。「まわりに、そんなもん、出しとるもんおらんやろ」と、“祝儀袋”は付き返したのだったが。

(小原)