樹林「在特12月号」掲載作品速報!……学生委員会・在特部より2009/09/01 21:06


8月のとある日、
ただでさえ暑いのに選考委員のやる気でいつも以上の熱気で満ちあふれていました。
激しい議論がとびかった選考会の厳しい関門を突破したのは以下の作品です。
掲載される作者の方々、おめでとうございます。
また、応募してくださった皆様、選考委員の皆様、さらにはお手伝いしてくださった方、本当にありがとうございました。

●エッセイ部門(3/15作)
約束                  土井  敏数(夜間部・高田クラス)
山懐の日々             坂田  和子(昼間部・日野クラス)
兄の思い出              村上  夏子(昼間部・日野クラス)

●詩部門(4/44作)
つややかな闇            大野  直子(通教部・冨上クラス)
インスタントコーヒーの空き瓶   鶏間  樫 (夜間部・山田クラス)
ウチワサボテン            大窪  純子(通教部・音谷クラス)
穴る                   岡山  ふな(夜間部・山田クラス)

●小説部門(6/41作)
干潟の魚              吉冨  敏朗 (夜間部・津木林クラス)
酒と、デンパと、私のカレシ   脇  健一郎 (夜間部・尼子クラス)
みちるとコロ助           斉藤  せち (通教部・朝比奈クラス)
観音                  馳平  啓樹 (昼間部・津木林クラス)
パンチョの青い空          二上  法幸 (昼間部・高畠クラス)
うっちょかれ             平田  基記 (夜間部・小原クラス)

以上、大阪文学学校学生委員会・「樹林」在校生作品特集号部のチラシを転載しました。   (小原)

金時鐘さんの公開講座の課題作品締め切る。27編提出あり。2009/09/02 22:40

9月14日の金時鐘さん担当の“夜・詩の連続講座”の課題作品の提出者は、27名でした。前回(8月10日)を2名上回りました。
金さんには明日、全作品のコピーをお届けします。講座で、出席者の作品に寸評を加えていただきます。
全作品のコピーがほしい方は、事務局まで連絡いただければ、お送りします。
なお、講座には作品未提出の方も出席できます。


「読書ノート」の提出数を訂正します。63編でした。この数字は、ぼくが文校にかかわりだしてからの20年間で、一番の気がします。おそらく間違いないでしょう。ちなみに、前回(09年2月)は47編、前々回(08年8月)は45編でした。
今回もっとも多かった対象作品は、萩原朔太郎『猫町』(冨上芳秀チューター推薦)で9編でした。以下、小池真理子『水無月の墓』(青木和チューター推薦)8編、親鸞語録『歎異抄』(日野範之チューター推薦)5編、沢木耕太郎『凍』(音谷健郎チューター推薦)5編……でした。
皆さんの「読書ノート」を対象作品ごとにまとめて、21名のチューターに今夜郵送します。
(小原)

秋期生募集、本格的にスタート!2009/09/03 21:57

コピーは、今日3日(木)朝日新聞関西版〈夕刊〉文化面の“黒板”というお知らせのコーナーです。関西版だけではなく、中国版、四国版、北陸版にも載ると思われます。
1週間ほど前、関西圏の新聞社・通信社10数社に、「秋期生募集のお知らせ記事掲載のお願い文」を郵送しました。それに、朝日新聞はさっそく応えてくれたわけです。感謝、感謝です。

明日には、秋期の『入学案内書』(樹林10月号)が仕上がってくることになっています。いよいよ本格的な募集期に突入です。
(小原)

案内書発送2009/09/04 16:53

案内書の発送作業
秋期の「入学案内書」(樹林10月号)が仕上がってきました。
写真のように、さっそく封筒詰めして、まだ入学に至っていないこの3年間の資料請求者1,276名に発送しました。
右隣りの教室では佐久間クラス、左隣りでは奥野クラスが春期最後のクラスゼミ(組会)をおこなっている最中の作業でした。

今日の入学者は、4名。各々、昼間部・小説クラス、昼間部・詩・エッセイクラス、夜間部・小説クラス、通教部・小説クラスへ。
通教部・小説クラスの方は東京からです。夜間部・小説クラスの方の「入学申込書」の“入学のきっかけ”欄には、「文学に限らず女や阪神タイガース以外の話題を真剣に話せる友人が欲しいというのも入学動機の一つです」とありました。
今日までの秋期入学者は9名ということになります。いつもだと今の時期、2、3名というところなので、上々の滑り出しといえます。

今日入学者のお一人は、昼間部生の方の紹介によるものでした。
どうか、在校生の皆さんも、文学に関心をもっている友人・知人に文校のことを教えてください。その方の住所をお知らせいただければ、事務局から「入学案内書」をお送りします。
(小原)

文校修了生の結婚式2009/09/08 22:40

一昨日の日曜日、事務局の真銅くんとふたり、ともに文校修了生の古藤くんと真鍋さんの結婚式に行ってきました。慣れぬネクタイをしめ、はじめて賛美歌の流れる場を体験しました。古藤くん側の島根県の親族や同級生、職場の同僚など100名ほどの参列があり、めったにお目にかかれない豪勢な料理とお酒にありつきました。
真鍋さんはずっと笑顔でしたが、古藤くんは何度か涙ぐむシーンがありました。涙の意味するところを忘れず、進んでほしいです。
古藤くんは4代前の学生委員長でした。ちなみに、いまの委員長は大川内くん(30代前半)、そのまえが脇くん(20代後半)、さらに塩崎さん(60代)、松浦さん(80代・故人)とさかのぼって、古藤くん(30代前半)になります。
そういえば、古藤くんのまえの委員長だった平川くん(現在、大手通信社勤務)も文校カップルになりました。何を隠そう、17年前、学生委員長だったぼくも文校カップルなのです。
大川内くん、脇くん、ガンバレ!

今日は、全国260カ所、大きな図書館に「入学案内書」と手作りの「募集チラシ」を送って、人目に付くところに置いてくださいと依頼しました。
図書館の「募集チラシ」ルートで入学される方が、毎期数名いらっしゃるのです。

(小原)

09年版ベスト・エッセイ集2009/09/09 02:51

09年版ベスト・エッセイ集
このブログでも、何度か触れてきましたが、ついに『09年版ベスト・エッセイ集』(文藝春秋刊)が刊行され、本屋に並ぶようになりました。そのエッセイ集には、『樹林』08年12月号所収の松本悦子さんの「忘れ得ぬ福山空襲」が転載されています。
松本さんの肩書きは、“大阪文学学校在籍”となっていて、各界の著名人に挟まれています。もちろん、松本さんのエッセイの文末には、初出誌として(「樹林」527号)とあり、『樹林』の存在を広く知らしめしています。
八尾市の松本さんは、この3月まで昼間部にまる3年間在籍されていました。現在は休学中。「忘れ得ぬ福山空襲」(四百字詰9枚)は、松本さん数え8歳の昭和20年8月8日 に広島県福山市が空襲にあい、母と弟を亡くしたことを書いたものです。
本屋で手にとってみてください。
   (小原)

9/13通教部スクーリングのクラス分け(部屋割)2009/09/11 16:20

あさって9月13日(日)のスクーリング合評会《PM1:30~5》のクラス分け(部屋割)は、以下のようになります。

【大阪文学学校教室】
  《単独》 木下クラス、日野クラス、川上クラス
  《合同》 岡+四宮クラス

【大阪社会福祉指導センター】
  《単独》 苗村クラス
  《合同》 成田+石村クラス、たなか+木澤クラス

【大阪府社会福祉会館】
  《単独》 朝比奈クラス、音谷クラス、冨上クラス


スクーリングのテキストになる『樹林』9月号(通教部作品集)は、自分のクラスの作品ばかりでなく、スクーリング当日の合評会の所属クラスの全作品を読んできてください。
なお合評会に先立つ、文校教室での全体講義《PM0:30~1:30》は、石村和彦チューターの「言葉に立ち止まる時」です。
合評会のあとは、全員ふたたび文校教室に集まって、交流会です《PM5~》。作品とだけでなく、人との出会いの場でもあります。

遠方からの出席者も大勢いらっしゃいます。
通教部の皆さんの来校をおまちしております。

(小原)

通教部09年春期第2回スクーリング2009/09/13 18:23

スクーリング交流会
出席者78名。
石村チューターによる「言葉に立ち止まる時」と題した講義のあと、各クラスに分かれて合評会。
写真は、合評会を終えて盛り上がる交流会。(銅)

金時鐘さんの連続講座に34名2009/09/14 21:50

夜・詩の連続講座
金時鐘さんの担当する夜・詩の連続講座(今春期3回目)は、6時半にはじまり9時半におわりました。予定を1時間も超過したのは、28名と作品提出者が多かったため。
来期から、金さんの講座は昼間(午後3時から)に移ります。初回は、11月21日(土)です。
(小原)

呉本俊松さんの個展が開かれます。2009/09/16 01:31

呉本俊松個展
【上の絵をクリックしてみてください】ー―画面が大きくなります。

呉本さんは、『樹林』本誌と募集号(計年6冊)の表紙絵を描いてくれている方です。
個展では、100号以上の大作が7、8点展示されるそうです。関心のある方は、ぜひお出かけください。
(小原)