『樹林』小説同人誌評で取り上げられたお礼に、鉢植えの花がとどく。2010/06/01 21:30

『樹林』5月号の“小説同人誌評”欄(佐々木国広さん執筆)で作品が取り上げられたお礼にと、花付き観葉植物のアンスリウムが宅配便で事務局にとどけられました。
文校にあまた届く小説や詩の同人誌、さらには詩集のなから、評者(小説は佐々木さん、詩は中塚鞠子さん)の目に留まった作品を、『樹林』の“小説同人誌評”欄や“詩時評”欄で取り上げています。そして、その作品の作者には、掲載号をとどけています。その方々から、礼状はかなりとどくのですが、鉢植えの花(しかも、高価そう)が送られてきたのはちょっと記憶にありません。
今日、アンスリウムを贈ってくれた方は、河内長野市在住の文校OGの田代史さん。文校に10年間在籍し、いまは当時の文校仲間や奧野チューターなどと同人誌「あべの文学」で活動しています。
田代さんといえば、忘れられないのは、例年12月にやっている学生委員会主催の文学集会。焼そばの模擬店のために、何年にもわたって、旦那さんとともに自宅から軽トラで鉄板、コンロ、ブロック等を文校まで運んできてくれていました。なぜ本格的な焼そば用具を所有しているのかというと、旦那さんが自治会などの子供会活動に熱心だから、と聞いた記憶があるのですが……。


今日から、毎日新聞・朝刊で、久保佳与子さん(夜間部・青木クラス在籍)の童話「きえたレインコート」の連載がはじまりました。
ぜひ、読んでみてください。

(小原)

金時鐘さんの詩の連続講座に向けて31名が作品提出。2010/06/03 20:16

6月12日、7月31日、9月18日と3回にわたる、金時鐘さんの昼・詩の連続講座に向けて詩作品を募りました。
締切は昨日で、多数の新入生を含めて31名から1編ずつ文校事務局あて提出がありました。
その31編のうち、ほぼ3等分にあたる12編について、6月12日、金さんに講評していただきます。あとの19編については、残り2回のいずれかで取り上げます。したがって、12編のみ今夜、金さんに郵送します。12編は事務局サイドの抽選によりましたが、12日当日まで公表は控えます。
12日(土)午後3時からの講座には、作品未提出の人も参加したら、大いに勉強になります。木戸銭は、在校生無料、休学生・文校OB1,000円、一般1,500円です。

(小原)

小野十三郎さんの評論「想像力」が、今年の東大の入試問題に。2010/06/04 17:47

わが文校の初代校長・小野十三郎さん(1996年死去)の評論「想像力」の一部(冒頭の7分の1ほど)が、今春の東大の入試問題に登場しました。
『樹林』6月(在特)号の57ページをご覧ください。その在特号の作品選考にたずさわった一人の在校生が、そのことに触れています。実はその方は、予備校の先生なので、いち早くキャッチされたようです。

評論「想像力」が収められている評論集は、『詩論+続詩論+想像力』(思潮社刊)で、1962年に刊行されています。なお、1年半前に同じ思潮社から再刊され現在、文校でも販売しています。

東大の入試問題のネット検索手順は、次のとおりです。
河合塾 解答速報―→国公立大二次試験―→東京大学―→国語(文科)―→問題(第四問)

(小原)

新谷町第1ビルにも禁煙の波が……2010/06/05 15:02

文校の入っている新谷町第1ビル館内の何カ所かに、今月初めから、上のような貼り紙が貼り出されています。
消防訓練のあった先週の土曜日(5月29日)、第1ビル管理組合の定例総会がもたれていて、その場で決まった事柄です。組合理事であるぼくも出席していましたが、時代の流れでやむをえないな、と思いました。
在校生でタバコを吸われる皆さん、事務局に相談してください。どこで吸えばいいか、指南します。

(小原)

文校2期生としての矜持が産経新聞に!2010/06/07 21:36

上は5月12日「産経新聞」(夕刊)1面の読者投稿欄“夕焼けエッセー”からです。
クリックしたら拡大表示されます。

大阪文学学校の2期生といえば、55年前に在籍されていたことになります。20歳前後のとき、ということになりますね。ちなみに、田辺聖子さんは4期生。

平生“文校2期生”を誇りにされているような様子、うれしいかぎりです。

この産経新聞情報を提供してくれたのは、夜間部のわがクラス生・西濱さん。和歌山県田辺市からJRに片道2時間半(往復8千円)乗って夜間部にやって来ています。彼女の母親もまた、若いとき文校生だった由。

文校関係(者)の記事や文章を見かけたら、事務局まで情報をお寄せください。自己申告もドシドシ。

(小原)

細見和之チューターの新刊が日経新聞の読書欄に!2010/06/08 22:22

日経新聞の読書欄
細見和之チューターの著書『永山則夫 ある表現者の使命』(河出書房新社/1200円+税)が、6月2日「日本経済新聞」夕刊の読書欄に取りあげられました。
文校事務局では、1200円で好評販売中。
細見チューターの夜・詩の連続講座(春期1回目)は、6月14日(月)午後6時半からあります。今回は、新川和江さんの詩について論じます。

(小原)

夜間部生・くるみざわしんさんの戯曲が劇団大阪40周年記念戯曲賞の佳作に選ばれる。2010/06/10 20:42

このたび、劇団大阪40周年記念戯曲賞の佳作に選ばれたくるみざわさん(夜・高田クラスの専科生)の戯曲のタイトルは、『瓜破分吉(うりわりぶんきち)日記屋物語』。4百字詰約70枚、上演時間およそ1時間20分の現代劇だそうです。
賞金をけっこういただいたようですが、教えてくれませんでした。

その受賞が縁で、くるみざわさんは現在、劇団大阪第67回本公演「遠くの戦争~日本のお母さんへ~」に役者として出演中。
これからの公演日時は、
6月11日(金)19時~
   12日(土)14時~ 19時~
   13日(日)11時~ 15時~
会場は、谷町劇場(劇団大阪稽古場)で、谷町筋をはさんで文校の向かい側のビル(新谷町第2ビル)の1階です。

(小原)

詩のボクシング兵庫大会〈予選会〉に文校生も出場、健闘!2010/06/11 17:01

さる5日(土)に、姫路文学館でおこなわれた第9回・詩のボクシング兵庫大会〈予選会〉に、団体戦・個人戦あわせて文校生4名が出場し、大健闘しました。
団体戦に出場したのは、夜間部・松本クラスの年齢ばらばらの女性3人組“金魚夫人”。「音」をテーマに、自作詩をそれぞれ朗読。木曜日夜、松本クラスの組会終了後、練習した成果を発揮できたそうです。
個人戦に出場したのは、神戸市在住の通教部専科生。気晴らし、のつもりだったとか。
“金魚夫人”3人組も、通教生も、みごと予選を通過。今月27日(日)午後1時半、姫路文学館講堂(北館3F)で開催される兵庫大会〈本大会〉に出場することになりました。
ここまできたからには、10月東京で開かれる全国大会をめざしてください。
姫路近辺の方は、27日〈本大会〉に、応援に駆けつけていただければ……。
27日は、文校教室で通教部スクーリングが持たれる日ではあるんですけど。

●明日(12日・土曜日)は午後3時から、いよいよ今春期第1回の、金時鐘さんによる昼・詩の連続講座です。多数のご来場を。
●13日(日曜日)は、午後2時から、学生委員会主催の『樹林』6月(在特)号合評会。掲載作者や選考委員に会えます。どなたでも参加を。
●14日(月曜日)午後6時半からは、春期第1回の夜・詩の連続講座(担当・細見和之チューター)です。

(小原)

金時鐘さんの昼・詩の連続講座に40名。2010/06/12 17:42

昼・詩の連続講座
参加者40名中、一般の方(木戸銭1500円)が4名。遠くは、金沢市、観音寺市、倉敷市、中津川市からも参加者がありました。
6月2日までに提出のあった詩作品31編のうち12編を取りあげました。提出者に自作品を音読してもらったあと、金時鐘さんが作者や会場に問いかけながら1編ずつ講評しました。

(小原)

細見和之さんの夜・詩の連続講座に24名。2010/06/14 21:10

夜・詩の連続講座
詩作品の提出者は、14名。
次回の講座は、7月12日(月)夜6時半から。
作品の課題は「悲しみ」。提出は7月7日までに細見さん宅へ。
細見さんの近著『永山則夫~ある表現者の使命~』が、12冊売れました。

●昨日、文校教室でもたれた学生委員会主催の『樹林』在特(6月)号の合評会には、詩・エッセイグループに約10名、小説グループに約20名の参加者があって盛況だったそうです。

(小原)