2011年、文校事務局が始動しました。2011/01/11 20:50

文校は、きょうが仕事始めでした。

文校賞応募、在特号応募、通教部提出作品、年賀状、各地からの同人雑誌の寄贈などで郵便受けはあふれそうになっていました。
通教部提出作品は17人から届いていて、これから各担当チューターに郵送します。明日以降とどく分は、次回(4月中旬)提出作とみなします。

昼・夜間部の組会(クラスゼミ)は、14日(金)からいっせいにスタートします。
また、17日(月)には夜・文章講座(担当;葉山郁生チューター)があります。秋期第5回・学生委員会も。

今年も事務局3人(小原、真銅、菱木)、よろしくお願いします。
皆さんの筆が上達するように、ハッパをかけつづけたいと思います。

(小原)

金時鐘さん、高見順賞を受賞! おめでとうございます。2011/01/11 23:05

上の1月9日「朝日新聞」朝刊・社会面にあるように、金時鐘さんの詩集『失くした季節』が第41回高見順賞に選ばれました。ほんとうにおめでとうございます。
金時鐘さんは、草創期から講師や理事として大阪文学学校の運営にかかわってこられ、今も年に6回、公開講座“昼・詩の連続講座”を受け持っておられます。
こんどの“昼・詩の連続講座”は、1月29日(土)午後3時からあります。講座に向けて募った詩作品は35編にのぼり、そのうち11編はすでに11月13日に取り上げられました。29日と2月26日に残りの作品を12編ずつ、金さんに講評していただく予定です。
作品を出していない方も、金さんの熱気溢れる講座にきてみてください。詩を書くことのなんたるか、をつかめるかもしれません。
『失くした季節』は、文校でも好評販売中です。出版元の藤原書店のご好意で、本屋より割引です。

(小原)

昨夜、大阪文学協会の理事会をひらく2011/01/14 21:55

昨日(13日)6時半過ぎから9時ごろまで、文校教室で社団法人・大阪文学協会(文学学校の運営母体)の理事会がもたれました。出席は、、高畠、岡、山田、細見、中塚、佐久間、奧野、葉山、小原の9名の理事。東京在住の長谷川龍生校長は欠席。
今期(10年秋期)の進行状況、12月末での会計収支や来期(11年春期)の組会・講座などについて討議しました。その詳細については、いずれ「文校ニュース」等でお知らせします。

一昨日(12日)昼には、十数年ぶりに文校チューター団の新年会を梅田の河久でもちました。12名出席。

(小原)

在校生の高橋 諒さん、毎日新聞に童話を連載中!2011/01/17 20:59

上のように12月30日(木)毎日新聞で告知されていましたが、ただ今、高橋 諒さん(夜間部・専科小説 尼子クラス在籍)の作品「おいてけぼりのめざまし時計」が、毎日新聞・朝刊の連載童話欄〈読んであげて〉 に1月1日(土)から連日載っています。
●「おいてけぼりの――」(70枚)は、本科の小原クラスのときクラスゼミに提出した「リリリと鳴るベル」(120枚)を大幅に書き直したものです。
●〈読んであげて〉は1カ月交代で、さまざまな児童文学作家(または絵本作家)が執筆しているコーナーです。これまでに、今江祥智さん、那須正幹さん、角野栄子さん、志茂田景樹さん、三木卓さん、あさのあつこさん、柏葉幸子さんらが登場しています。昨年6月には、久保佳与子さん(夜間部・専科小説・青木クラス)の作品「きえたレインコート」も連載され、好評を博しました。
●掲載されているのは毎日新聞大阪本社発行版の朝刊で、その範囲は、北陸、近畿、中国(山口県を除く)、四国です。掲載面は、中ほどの“BSラジオ”面で、衛星テレビやラジオ番組の一覧が載っているページです。なお、毎日新聞のホームページにも載っています。
●「絵」を担当する本町靱(ほんまち・うつぼ)さんは05年4月から3年間、文校夜間部・小説クラスに在籍されていた方です。

ぜひ、読んでみてください。

(小原)

『樹林』在校生作品特集号……作品募集中!選考委員募集中!2011/01/19 17:38

現在、『樹林』在校生作品特集号(樹林6月号)に向けて、作品と選考委員を募集中です。21日(金)午後7時まで。
『樹林』在校生作品特集号とは、大阪文学学校・学生委員会が独自に、作品を募集し、選考し、編集し、仕上げる雑誌のことです。
在校生の皆さんの、作品を応募する、選考委員を引き受けるというかたちでの、積極的なかかわりを期待します。そうでなければ、よい雑誌には仕上がりません。
詳細については、学生委員会発行の募集要項のチラシが在校生全員に行き渡っていると思いまので、そちらを参照してください。なお、本ブログの12月21日、22日のページにも載せてあります。

(小原)

Yuukoさんとその詩集が、毎日新聞(新潟版)で紹介されました。2011/01/19 21:55

新潟市在住のYuukoさんは、通信教育部の川上明日夫クラス(2年間)を経て現在、苗村吉昭クラス(2年目)に在籍中。
苗村チューターが書いてくださった、詩集『欠けたヴィーナス』の帯文には、次のようにあります。
―――Yuukoという人は底抜けに明るい女性だ。しかし、この詩集を読むと、彼女の明るさは、死の淵を彷徨い、大切なものを失いながら辛うじて生還した人が持つ強さから来ていることを思い知らされるのである。無数の乳癌患者の苦悩を代弁するかのように紡ぎ出された詩の数々、まさにヴィーナスと呼ばれるに相応しい詩人の誕生である。―――

Yuukoさんの詩集『欠けたヴィーナス』を読みたい方は、文校事務局までご連絡ください。

(小原)

2011年度春期生、入学第1号。2011/01/20 22:18

4月開講の2011年度春期生の第1号は、奈良県北葛城郡の女性でした。夜間部の詩/エッセイクラス(松本クラス)に入学することになり、さっそく今夜の松本クラスのゼミに参加してもらいました。
なお今日、岡山県倉敷市の女性が、昼間部・中塚クラスと夜間部・松本クラスの両方を見学されました。新幹線で通うか、通教部にするか、悩まれながら帰っていかれました。

今春の入学開講式は、4月10日(日)を予定しており、その日まで新入生を募集します。

(小原)

『樹林』在特号の応募締め切る。2011/01/21 21:08

【写真】は、応募作品のヤマを整理する学生委員会のメンバー。
あした、選考委員の皆さんに手渡ししたり、郵送して、本格的に選考がはじまります。

速報・・・『樹林』在特号の応募状況2011/01/22 16:55

きのうの21日(金)締め切った『樹林』在校生作品特集(6月)号の応募状況について、学生委員会・在特部キャップ・坂元美佳さん(夜間部・松本クラス)に聞いた情報を以下に記します。

○小説部門・・・30編〔半年前・32編/1年前・32編〕
○エッセイ部門・・・7編〔半年前・8編/1年前・10編〕
○詩部門・・・10名14編〔半年前・21名35編/1年前・15名25編〕
今回の応募数は、半年前、1年前と比べると、どの部門も減りましたが、相変わらず『樹林』在特号に載るのはとても狭き門になりそうです。

選考委員は各クラスから、小説部門20名(出席13、在宅7)、エッセイ部門7名(出席7)、詩部門15名(出席10、在宅5)の方に引き受けていただきました。

第1次選考会は2月5日(3部門とも)、第2次選考会は2月19日(小説、エッセイ部門)、文校教室でおこなわれます。選考委員の皆さん、寒い日々のなか大変でしょうが、がんばってしっかり読んでください。

(小原)

細見和之チューターの新詩集紹介。2011/01/22 19:44

細見さん新刊詩集
夜・詩の連続講座を担当されている細見和之チューターが、新詩集『家族の午後』を刊行されました。
澪標刊、1500円+税。
文校事務局では、1400円で販売しています。

今秋期2回目の夜・詩の連続講座は、24日(月)にあります。
細見チューターから、“詩の時空をひろげる”一環として“浄瑠璃の世界”についての話があります。そのあと、受講生の皆さんの詩作品(課題「悲しみ」)について講評があります。

(小原)