松本悦子さんから希望者へ本を進呈します。2013/11/07 22:51

松本悦子さんは2006年1月、文校の昼間部へ入学し、ずうっと在籍しつづけ現在、木曜日の小説研究科・岡クラス。
このたび二刷となった左の自費出版本『花びらを肩にいっぱい』には、詩、エッセイにくわえ、松本さんご自身の幼年・少女・女学生時代の写真が収められています。
右は、松本さんの作品が載っている『二〇〇九年版ベスト・エッセイ集』(文春文庫)です。このエッセイ集は、その前年(08年)に雑誌・新聞に発表されたエッセイのなかから優れた作品55編を日本エッセイスト・クラブが選んで編集したものです。収められている松本さんの作品「忘れ得ぬ福山空襲」(四百字詰9枚)は、松本さん数え8歳の昭和20年8月8日 に広島県福山市が空襲にあい、母と弟を亡くしたことを書いたものです。なお、その作品はもともと『樹林』08年12月号(在校生作品特集号)に載っていたものです。

上の2冊、文校の希望者に差し上げてくださいと、それぞれ30冊ずつ今日、身体が弱いこともあってタクシーで文校に持ってこられました。希望者は遠慮なさらずに、事務局まで。

また事務局は松本さんから、来春の文校創立60周年事業にお役立てくださいと、多額のご寄付をいただきました。大感謝です。

(小原)