辻井喬さん 謹んで哀悼の意を表します。2013/11/28 19:49

きょう昼すぎ複数のメディアで知りましたが、25日午前、辻井喬さんがご逝去されたとのことです。謹んで哀悼の意を表します。
生前の辻井喬さんには、大阪文学学校もたいへんお世話になりました。

文校の運営母体である大阪文学協会の主催する小野十三郎賞の創設時(99年)から選考委員をずうっとお引き受けいただき、選考会と贈呈式に、毎年1回か2回大阪にお越しいただいていました。朝日新聞社での選考会のあと、選考結果の記者発表は文校でやっていますから、文校教室にも毎年足を運んでいただいていたことになります。今年だけは、体調不良ということで、どちらも欠席なさっていました。
また、辻井さんが理事長を務められていたセゾン文化財団からは05年から3年間、小野賞に対してご寄付をいただいています。

小野賞の贈呈式第2部では、対談やインタビューのかたちで詩や文学にまつわるいろんな話をうかがうことができました。それらのほとんどが過去の『樹林』に収録されています。

葉山郁生チューターの編集によって“辻井喬特集”を組んだ、【写真】のような表紙の『樹林』12月号が、仕上がってきたのは23日で、辻井さんに宅急便でお送りしたのは、25日夕方でした。辻井さんに直に手にとっていただきたかったです。

(小原)

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