大阪文学学校入学の決心がつきかねている皆さんへ2014/10/08 15:43

『入学案内書』を請求されたり、あるいは一日体験入学に来校されたりしたということは、書きたいという衝動にかられたり、書くことに賭けてみようという気持ちになられているのだと思います。今回は見送って、来年4月にも新入生を募集するはずだから、そのときでいいと思っていませんか。けれども、半年後には衝動や気持ちがしぼんでいるかもしれません。今、思い切って飛び込んでみませんか。

ハードルが高そうとためらっている方もいらっしゃることでしょう。いろんな文学賞に応募している人が大勢入学してくるところだと思われているかもしれませんが、そんなことはありません。八割以上の方が、詩や小説やエッセイなどのいわゆる創作作品を書いた経験はありません。日記やブログを書くのが好き、本を読むのがなにより楽しい、昔作文を先生にほめられたことがある、あるいは死ぬまでに書き残したいことがある、そんなことから入学してくる方が大半なのです。

入りたいけれども、何を(どんなことを)書けばいいかわからないという方もいらっしゃることでしょう。通教部希望の方は『入学案内書』の31ページを参考にしてください。昼・夜間部希望の方は、まずはクラスにどんな作品が出てくるか様子見してみてはどうでしょうか。あぁこういうことを書いても作品になるのか、わたしだったらこんなふうに書くのになぁ、などとクラス生の作品から触発を受けるはずです。それから、書き始めてもいいわけです。

書き溜めてから入ることにします、とおっしゃられる方もいます。そうできればそれに越したことはないわけですが……。職業作家さんたちもそうだろうと思いますが、現文校生の皆さんもほとんどの方が作品提出の締切に迫られて書いている状態です。文学学校は、ある意味、厳しく締切を迫る修練の場ともいえます。

年間学費12万円(25歳以下の方、および東日本大震災復興支援として福島・宮城・岩手3県在住の方は9万円)というのは少なくない出費だと思いますので、分割払いの相談にものっています。

入学式は、10月12日(日)と目前に迫ってきました。決心がついたらホームページのトップページからオンラインで申し込みしてください。また、ファクスでも申込みはできます。
クラス編成の都合があるため、できるだけ早めにお願いします。入学時納入金は、入学式後でもかまいません。

(小原)

大阪文学協会の理事会ひらく。2014/10/08 21:10

大阪文学学校の運営母体である一般社団法人・大阪文学協会の理事会が、夜6時30分から8時15分まで、文校の一室でもたれました。出席は、葉山郁生代表理事、細見和之校長、高畠寛、山田兼士、佐久間慶子、中塚鞠子、津木林洋、平野千景、佐伯晋、小原の10名。みんな、文校のチューターです。
議題にしたのは、今秋期の募集状況とクラス編成、2014年度春期の会計収支、11/22第16回小野十三郎賞贈呈式の内容、「樹林」編集などです。
文校総会(会社でいうなら社員総会に当たる)は、12日(日)入学開講式の1時間半前から、文校図書室で開きます。文学協会理事以外に、チューター21名の方には、案内状を発送してあります。また学生委員会にも、学生代表5名を出してくれるように依頼しました。

(小原)

今日の入学者は3名。22歳の方も。2014/10/08 21:27

○東大阪市の22歳女性が通教部・小説クラスへ。
25歳以下ですので、奨学制度(学費の3万円割引)が適用されました。

○豊中市の40代女性が昼間部・小説クラスへ。
オンラインの入学申込書には、「3月の末に大阪に引っ越してきました。中学生の娘を持つ専業主婦で他人との接触がほとんどなく、娘以外とは話をしないことも多く、どんどん頭を使わなくなっていることに恐怖を感じて」とありました。

○大阪市の40代男性が夜間部・小説クラスへ。
事務局へ持参の入学申込書には、「文章は下手で人前に出すのも恥かしいですが、いい文章とは、いい小説とは何か教わったり語り合ったりしたくて、入学しました」とありました。

(小原)