多額の寄付金をいただきました。2009/04/14 21:05

昨日〈13日〉のことになりますが、07年6月に急死された蒔田耕一さん(享年65歳)のご遺族から多額のご寄付をいただきました。
蒔田さんは大阪文学学校では、05年秋期と06年春期に夜間部・高田文月クラスに在籍されていただけでしたが、ずっと以前、70年代初め、大阪文校の姉妹校として京都文学学校が開設されていた頃、そこに通い詩を書き始められています。書き続けて、亡くなられるまでに詩集を3冊上梓されています。
昨日午後、蒔田さんの妹さんご夫妻が、わざわざ山口県宇部市から文校を訪ねてこられ(大津市にある蒔田さんのお墓参りのついでということでしたが)、手渡しで多額の寄付金をいただきました。妹さんあての遺言書の中に、「大阪文学学校に少しでも寄付してくれたら嬉しいな・・・」という言葉が残されていたとのことでした。
ご夫妻、それに担当した高田チューターも交えて、いろいろ1時間ほど話をうかがいました。詩を書くことを生きる糧にされていた方だったことがよく分かりました。
ご寄付は、29年続いていて、毎年春の入学開講式で表彰している大阪文学学校賞の賞金の一部に充てさせていただくことを申し出ました。
     (小原)

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