昼・文章講座に56名出席 ― 2009/05/09 20:18
●連休が明けて、7日(木)から、昼・夜間部のクラスゼミ(組会)は再開されていますが、今日は今春期初めての、クラスの枠を越えて全校生を対象にした公開講座がありました。佐久間慶子チューターの担当する昼・文章講座。たいへん盛況で、一般の方4名を入れて56名の参加がありました。
佐久間チューターは司修の小説を分析・解説した後、あらかじめ提出のあったハガキ一枚の課題作品(異性の「親」への愛着あるいは執着)28篇をプリントにして配布し、出席者の作品に熱っぽく寸評をくわえていました。
公開講座の第2弾は、来週の土曜日(16日)午後3時からです。福岡から、作家の村田喜代子さんをお招きして講演会です。お楽しみに。
●先月、文校OBの故・蒔田耕一さんのご遺族から多額の寄付をいただいたばかりですが今日も、文学学校の更なる発展のためにと、多額のご寄付をいただきました。この3月まで昼間部にまる3年間在籍されていた、八尾市在住の松本悦子さん、ありがとうございました。
『樹林』08年12月号(在校生作品特集号)にエッセイ「忘れ得ぬ福山空襲」が選ばれて載ったことに、いまでも感謝の気持ちでいっぱいとのことでした。
●文校の入っている新谷町第1ビル(9階建て、築36年)の管理組合の理事会に出席しました。10数名で3時間弱の密度の濃い会議。1千5百万円余りかけて、ビル全体の外壁タイルの落下防止および塗装工事をすることなどが決まりました。その工事が始まるのは10月で、年末には小奇麗な外壁がお目見えするはずです。
(小原)
佐久間チューターは司修の小説を分析・解説した後、あらかじめ提出のあったハガキ一枚の課題作品(異性の「親」への愛着あるいは執着)28篇をプリントにして配布し、出席者の作品に熱っぽく寸評をくわえていました。
公開講座の第2弾は、来週の土曜日(16日)午後3時からです。福岡から、作家の村田喜代子さんをお招きして講演会です。お楽しみに。
●先月、文校OBの故・蒔田耕一さんのご遺族から多額の寄付をいただいたばかりですが今日も、文学学校の更なる発展のためにと、多額のご寄付をいただきました。この3月まで昼間部にまる3年間在籍されていた、八尾市在住の松本悦子さん、ありがとうございました。
『樹林』08年12月号(在校生作品特集号)にエッセイ「忘れ得ぬ福山空襲」が選ばれて載ったことに、いまでも感謝の気持ちでいっぱいとのことでした。
●文校の入っている新谷町第1ビル(9階建て、築36年)の管理組合の理事会に出席しました。10数名で3時間弱の密度の濃い会議。1千5百万円余りかけて、ビル全体の外壁タイルの落下防止および塗装工事をすることなどが決まりました。その工事が始まるのは10月で、年末には小奇麗な外壁がお目見えするはずです。
(小原)
11日、春期第2回学生委員会開かれる ― 2009/05/13 22:21
おととい(11日、月曜日)のことになりますが、09年春期第2回学生委員会が夜7時から文校教室で開かれました。出席者は20名ほどで、そのうちおよそ半数がこの春の新入生。今後の活動内容について、和気あいあいながらも活発に意見を出し合っていました。
なお春期の新役員は、4月27日の第1回委員会(24名出席)で次の方々に決まっています。
委員長・大川内理さん(夜・尼子クラス)、新聞部キャップ・長井聡子さん(通教・木下クラス)、在特部キャップ・河田隆さん(夜・高田クラス)、イベント部キャップ・大梅健太郎さん(夜・青木クラス)。どうか、委員会をひっぱっていってください。半年間、よろしくお願いします。
学生委員会に加われば、他のクラスの人とも親しくなれます。どなたでもけっこうです。隔週月曜日夜7時から開かれている委員会を、一度のぞいてみてください。
(小原)
なお春期の新役員は、4月27日の第1回委員会(24名出席)で次の方々に決まっています。
委員長・大川内理さん(夜・尼子クラス)、新聞部キャップ・長井聡子さん(通教・木下クラス)、在特部キャップ・河田隆さん(夜・高田クラス)、イベント部キャップ・大梅健太郎さん(夜・青木クラス)。どうか、委員会をひっぱっていってください。半年間、よろしくお願いします。
学生委員会に加われば、他のクラスの人とも親しくなれます。どなたでもけっこうです。隔週月曜日夜7時から開かれている委員会を、一度のぞいてみてください。
(小原)
いよいよ明後日(16日)、村田喜代子さんが来校・講演 ― 2009/05/14 21:42
16日(土)午後3時から、文校教室で村田喜代子さん(作家・福岡県在住)の講演会があります。演題は、「ぐつぐつ……、小説が煮えてくる~日常から生みだすもの~」です。
きっと、創作のヒントがたくさん得られると思います。クラスメートや友人と誘い合って、ぜひご来場を。
当日受付で、村田さんの近著二冊『あなたと共に逝きましょう』(2月、朝日新聞出版刊)、『ドンナ・マサヨの悪魔』(5月、文芸春秋刊)を販売する予定です。およそ2時間の講演・質疑応答の後、サイン会もあります。
(小原)
きっと、創作のヒントがたくさん得られると思います。クラスメートや友人と誘い合って、ぜひご来場を。
当日受付で、村田さんの近著二冊『あなたと共に逝きましょう』(2月、朝日新聞出版刊)、『ドンナ・マサヨの悪魔』(5月、文芸春秋刊)を販売する予定です。およそ2時間の講演・質疑応答の後、サイン会もあります。
(小原)
明日(16日・土)特別講座、村田喜代子さん講演会 ― 2009/05/15 18:48
村田喜代子さんの特別講座。 ― 2009/05/16 17:59
120名の出席。写真のとおり文校フロアは満席。
村田喜代子さんは講演のあいだ一度もイスに座らなかった。
さいきん著書を立て続けに出しておられ、その創作過程での悲喜こもごもの体験を中心に語っていただいた。
日常的な経験をどうやって小説に引き上げていくか、その具体的な表現論をかみくだいてわかりやすく話してくださった。
長い作家生活の経験からにじみ出てくるその語りに、ぼくたち書く者は多くの示唆とエールをもらえたように思う。貴重な二時間だった。(銅)
村田喜代子さんは講演のあいだ一度もイスに座らなかった。
さいきん著書を立て続けに出しておられ、その創作過程での悲喜こもごもの体験を中心に語っていただいた。
日常的な経験をどうやって小説に引き上げていくか、その具体的な表現論をかみくだいてわかりやすく話してくださった。
長い作家生活の経験からにじみ出てくるその語りに、ぼくたち書く者は多くの示唆とエールをもらえたように思う。貴重な二時間だった。(銅)
24日(日)文校でヂンダレ研究会主催のシンポジウムがあります。 ― 2009/05/18 19:45
いまヂンダレ・カリオンをどう読むか
ヂンダレ研究会●シンポジウム
在日文学の読者にとっては周知の、しかし幻の雑誌であった『ヂンダレ』『カリオン』が、昨秋復刻されました。朝鮮戦争下で創刊され足かけ6年にわたって刊行された在日朝鮮人サークル詩誌『ヂンダレ』とその後継誌『カリオン』には、金時鐘・鄭仁・梁石日をはじめ、激動の時代を生きた青年詩人たちの創作の軌跡が刻まれ、在日文学の原点として今も光を放っています。
1950年代という在日朝鮮人にとってはとりわけ困難の多かった時代に、詩をもってその時代と対峙した青年詩人たちの言葉をいまどう読むのか、当事者でいらっしゃる金時鐘さん・鄭仁さんにもコメンテーターとして加わっていただきながら、議論を交わしたいと思います。報告者はいずれも『ヂンダレ』『カリオン』刊行当時にはまだ生まれていなかった世代に属します。このたびの復刻版をどう受けとめようとしているのか。それぞれの受けとめ方を擦り合わせながら、参加者の皆さんとともに読みの可能性を開いていければと思います。
多くの方々のご参加をお待ちしています。
2009年 5月24日(日)
13:30~17:00(13:00開場)
場所/ 大阪文学学校
〒542-0012
大阪市中央区谷町7-2-2-305
TEL 06-6768-6195
URL http://www.osaka-bungaku.or.jp
入場料/ 無料
~ プログラム ~
13:30~
●趣旨説明 細見和之
13:40~
●報告 宇野田尚哉
東アジア現代史のなかの
『ヂンダレ』『カリオン』
14:10~
●報告 丁章
〈在日〉の「原初のとき」をたずねて
14:40~
●報告 崔真碩
『ヂンダレ』を声に出して読む
― 休憩 ―
15:30~
●コメント 金時鐘さん
15:45~
●コメント 鄭仁さん
16:00~
●ディスカッション
17:00 終了
◆報告者紹介◆
細見和之(ほそみ・かずゆき)
1962年生まれ。大阪府立大学人間社会学部教授。詩人。ドイツ思想を専攻しながら、現代詩の実作と批評にも取り組んできた。著書に『アドルノ』(1996/講談社)・『アイデンティティ/他者性』(1999年/岩波書店)、詩集に『言葉の岸』(2001年/思潮社)・『ホッチキス』(2007年/書肆山田)など。
宇野田尚哉(うのだ・しょうや)
1967年生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科准教授。専門は日本思想史。復刻版『ヂンダレ・カリオン』別冊所収の解説を執筆。
丁章(チョン・ヂャン)
1968年生まれ。詩人。在日3世。東大阪在住。詩集に『民族と人間とサラム』(1998年)『マウムソリ ―心の声』(2001年)『闊歩する在日』(2004年)、エッセイ集に『サラムの在りか』(2009年)〔著書はいずれも新幹社〕
崔真碩(ちぇ・ぢんそく)
1973年生まれ。文学者。野戦之月海筆子(ヤセンノツキハイビィーツ)の役者。編訳書に『李箱作品集成』(2006年/作品社)、エッセイに「影の東アジア」(『現代思想』/2007年2月号)、出演作に『ヤポニア歌仔戯 阿Q転生』(2008年11月東京・12月広島)など。
◆コメンテーター紹介◆
金時鐘(キム・シジョン)
1929年朝鮮元山市生まれ。詩人。1953年大阪朝鮮詩人集団を組織して『ヂンダレ』を創刊。のちに鄭仁・梁石日と『カリオン』を発行。主著は集成詩集『原野の詩』(1991年/立風書房)、エッセイ集『「在日」のはざまで』(1986年/立風書房)。
鄭仁(チョン・イン)
1931年大阪猪飼野生まれ。詩人。1954年第7号から『ヂンダレ』に参加、第10号から編集を担当。のち金時鐘・梁石日と『カリオン』を発行。主著は詩集『感傷周波』(1981年/七月堂)。
終了後、交流会をいたします。
場所/ すかんぽ
会場より徒歩3分
主催●ヂンダレ研究会 協賛●不二出版
お問い合わせ●ヂンダレ研究会・代表 宇野田尚哉 E-mail■unoda@kobe-u.ac.jp
戦後文化運動誌叢書⑥
大阪朝鮮詩人集団機関誌
復刻版 ヂンダレ・カリオン 全3巻+別冊1
〔付録〕『原点』(第1号・梁石日個人雑誌)/『黄海』(創刊号)
解説=宇野田尚哉・細見和之 鼎者=金時鐘・鄭仁・梁石日
体裁=A5判・上製・総922頁 刊行=2008年11月
本体価格=36000円+税 別冊のみ分売可(本体価格=1000+税)
不二出版 〔TEL〕03-3812-4433 〔FAX〕03-3812-4464
ヂンダレ研究会●シンポジウム
在日文学の読者にとっては周知の、しかし幻の雑誌であった『ヂンダレ』『カリオン』が、昨秋復刻されました。朝鮮戦争下で創刊され足かけ6年にわたって刊行された在日朝鮮人サークル詩誌『ヂンダレ』とその後継誌『カリオン』には、金時鐘・鄭仁・梁石日をはじめ、激動の時代を生きた青年詩人たちの創作の軌跡が刻まれ、在日文学の原点として今も光を放っています。
1950年代という在日朝鮮人にとってはとりわけ困難の多かった時代に、詩をもってその時代と対峙した青年詩人たちの言葉をいまどう読むのか、当事者でいらっしゃる金時鐘さん・鄭仁さんにもコメンテーターとして加わっていただきながら、議論を交わしたいと思います。報告者はいずれも『ヂンダレ』『カリオン』刊行当時にはまだ生まれていなかった世代に属します。このたびの復刻版をどう受けとめようとしているのか。それぞれの受けとめ方を擦り合わせながら、参加者の皆さんとともに読みの可能性を開いていければと思います。
多くの方々のご参加をお待ちしています。
2009年 5月24日(日)
13:30~17:00(13:00開場)
場所/ 大阪文学学校
〒542-0012
大阪市中央区谷町7-2-2-305
TEL 06-6768-6195
URL http://www.osaka-bungaku.or.jp
入場料/ 無料
~ プログラム ~
13:30~
●趣旨説明 細見和之
13:40~
●報告 宇野田尚哉
東アジア現代史のなかの
『ヂンダレ』『カリオン』
14:10~
●報告 丁章
〈在日〉の「原初のとき」をたずねて
14:40~
●報告 崔真碩
『ヂンダレ』を声に出して読む
― 休憩 ―
15:30~
●コメント 金時鐘さん
15:45~
●コメント 鄭仁さん
16:00~
●ディスカッション
17:00 終了
◆報告者紹介◆
細見和之(ほそみ・かずゆき)
1962年生まれ。大阪府立大学人間社会学部教授。詩人。ドイツ思想を専攻しながら、現代詩の実作と批評にも取り組んできた。著書に『アドルノ』(1996/講談社)・『アイデンティティ/他者性』(1999年/岩波書店)、詩集に『言葉の岸』(2001年/思潮社)・『ホッチキス』(2007年/書肆山田)など。
宇野田尚哉(うのだ・しょうや)
1967年生まれ。神戸大学大学院国際文化学研究科准教授。専門は日本思想史。復刻版『ヂンダレ・カリオン』別冊所収の解説を執筆。
丁章(チョン・ヂャン)
1968年生まれ。詩人。在日3世。東大阪在住。詩集に『民族と人間とサラム』(1998年)『マウムソリ ―心の声』(2001年)『闊歩する在日』(2004年)、エッセイ集に『サラムの在りか』(2009年)〔著書はいずれも新幹社〕
崔真碩(ちぇ・ぢんそく)
1973年生まれ。文学者。野戦之月海筆子(ヤセンノツキハイビィーツ)の役者。編訳書に『李箱作品集成』(2006年/作品社)、エッセイに「影の東アジア」(『現代思想』/2007年2月号)、出演作に『ヤポニア歌仔戯 阿Q転生』(2008年11月東京・12月広島)など。
◆コメンテーター紹介◆
金時鐘(キム・シジョン)
1929年朝鮮元山市生まれ。詩人。1953年大阪朝鮮詩人集団を組織して『ヂンダレ』を創刊。のちに鄭仁・梁石日と『カリオン』を発行。主著は集成詩集『原野の詩』(1991年/立風書房)、エッセイ集『「在日」のはざまで』(1986年/立風書房)。
鄭仁(チョン・イン)
1931年大阪猪飼野生まれ。詩人。1954年第7号から『ヂンダレ』に参加、第10号から編集を担当。のち金時鐘・梁石日と『カリオン』を発行。主著は詩集『感傷周波』(1981年/七月堂)。
終了後、交流会をいたします。
場所/ すかんぽ
会場より徒歩3分
主催●ヂンダレ研究会 協賛●不二出版
お問い合わせ●ヂンダレ研究会・代表 宇野田尚哉 E-mail■unoda@kobe-u.ac.jp
戦後文化運動誌叢書⑥
大阪朝鮮詩人集団機関誌
復刻版 ヂンダレ・カリオン 全3巻+別冊1
〔付録〕『原点』(第1号・梁石日個人雑誌)/『黄海』(創刊号)
解説=宇野田尚哉・細見和之 鼎者=金時鐘・鄭仁・梁石日
体裁=A5判・上製・総922頁 刊行=2008年11月
本体価格=36000円+税 別冊のみ分売可(本体価格=1000+税)
不二出版 〔TEL〕03-3812-4433 〔FAX〕03-3812-4464
夜・文章講座(担当/葉山郁生チューター)に41名参加。 ― 2009/05/18 22:33
2時間半に及んだ講座の前半で葉山チューターは、さまざまな資料をつかって、小説を書くうえで“日常意識が崩壊する変性意識”が大切であると力説されました。後半には、あらかじめ提出されていた20編の課題作にひとつひとつに寸評を加えられました。
次回(6月29日・月曜日)の夜・文章講座の内容と課題は、次のとおりです。なお、教材作品コピーと、モンタージュについての解説文コピーは文校事務局にあります。ほしい方は、連絡ください。
~「彼(女)は」(三人称)、「私は」(一人称)の「自己」の多元性を追求する~
教材=戦後短篇小説再発見⑯『「私」という迷宮』(講談社文芸文庫)から梅崎春生、高橋たか子、森瑤子の作品(コピー配布予定)
課題=場面と人物の骨格づくりのため、モンタージュによる二つの場面を非連続の合成で作る
(一)小説の一部として、あるいは一本のエッセイとして、ある場面(シーン)と別の場面(シーン)の二つを、間に一行あけを置いて原稿用紙二枚程度で書いてください。この二場面は、日常生活諸現実の緩やかな時間の推移としてなぞるのではなく、間に時間や場所、人間関係などの省略や飛躍を伏線として置くように重ねること(人称、題材自由。人物数はあまり多くしないこと、シナリオ風も可)。
(二)具体例としては、
①ある体験や出来事・事象にまつわって、「私」の現在と過去の場面を重ねる
②ある現象体験・エピソードと、それに対比させる、あるいは正反対の体験・エピソードを重ねてみる
③一回目の変性意識体験を現実的・日常的なものと、夢や幻想部分に二分する
④「私」(彼、または彼女も)のある体験・出来事・エピソードを、別の人物の同種の体験などに連想し、飛躍させる。
●教材作品は読んでおいてください。
●課題作(原稿用紙2枚《ワープロの場合、A4用紙をヨコにしてタテ書き印字》)を、講座日の5日前までに、担当講師宅へ郵送のこと。提出作品はコピーして、皆で読みあいます。(一般の方などで講師宅の住所がわからない場合は、事務局まで問い合わせてください)
(小原)
次回(6月29日・月曜日)の夜・文章講座の内容と課題は、次のとおりです。なお、教材作品コピーと、モンタージュについての解説文コピーは文校事務局にあります。ほしい方は、連絡ください。
~「彼(女)は」(三人称)、「私は」(一人称)の「自己」の多元性を追求する~
教材=戦後短篇小説再発見⑯『「私」という迷宮』(講談社文芸文庫)から梅崎春生、高橋たか子、森瑤子の作品(コピー配布予定)
課題=場面と人物の骨格づくりのため、モンタージュによる二つの場面を非連続の合成で作る
(一)小説の一部として、あるいは一本のエッセイとして、ある場面(シーン)と別の場面(シーン)の二つを、間に一行あけを置いて原稿用紙二枚程度で書いてください。この二場面は、日常生活諸現実の緩やかな時間の推移としてなぞるのではなく、間に時間や場所、人間関係などの省略や飛躍を伏線として置くように重ねること(人称、題材自由。人物数はあまり多くしないこと、シナリオ風も可)。
(二)具体例としては、
①ある体験や出来事・事象にまつわって、「私」の現在と過去の場面を重ねる
②ある現象体験・エピソードと、それに対比させる、あるいは正反対の体験・エピソードを重ねてみる
③一回目の変性意識体験を現実的・日常的なものと、夢や幻想部分に二分する
④「私」(彼、または彼女も)のある体験・出来事・エピソードを、別の人物の同種の体験などに連想し、飛躍させる。
●教材作品は読んでおいてください。
●課題作(原稿用紙2枚《ワープロの場合、A4用紙をヨコにしてタテ書き印字》)を、講座日の5日前までに、担当講師宅へ郵送のこと。提出作品はコピーして、皆で読みあいます。(一般の方などで講師宅の住所がわからない場合は、事務局まで問い合わせてください)
(小原)
24日/新入生歓迎・春の文学散歩/文校学生委員会主催 ― 2009/05/21 21:48
春、秋恒例の新入生歓迎・文学散歩(大阪文学学校学生委員会主催)についてのお知らせです。今回は、“新撰組との出会い”と銘打って、新撰組ゆかりの地を巡ります。散策のみ、2次会のみの参加も大歓迎です! (事務局・小原)
開催日時 5月24日(日)
集合場所・時間 JR大阪駅 中央改札砂時計前 10時半
JR京都駅 中央改札出口前 11時半
持ち物 昼食用弁当(梅小路公園でたべます)お茶、ビニール シート等各自用意してください。歩きやすい服装、靴 でお願いします。
スケジュール
11:50~13:00 食事(梅小路公園にて)
13:30~14:00 島原遊郭後見学
14:30~15:00 東本願寺・休息
15:30~16:00 壬生寺
17:00 京都駅
17:30より 懇親会
「萬三」 京都駅徒歩5分
Tel 0742-26-7527
会費 4000円(飲み放題)
問い合わせは、塩崎(学生委員/夜・尼子クラス)までお願いします。
申し込み締切日 5月22日(金)
申込書は昼間部、夜間部の方は文校事務局内の学生委員BOXへ、通教部の方は文校事務局へFAXして下さい。FAX 06-6768-6196
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
申込書(記入漏れのないようにお願いします)
氏名 ( ) クラス名( )
Tel( )出来るだけ携帯電話番号を記載ください。
★ 全参加 散策のみ参加 懇親会のみ参加
★ 大阪駅集合 京都駅集合
★はいずれかひとつ該当項目に○印をつけてください。
開催日時 5月24日(日)
集合場所・時間 JR大阪駅 中央改札砂時計前 10時半
JR京都駅 中央改札出口前 11時半
持ち物 昼食用弁当(梅小路公園でたべます)お茶、ビニール シート等各自用意してください。歩きやすい服装、靴 でお願いします。
スケジュール
11:50~13:00 食事(梅小路公園にて)
13:30~14:00 島原遊郭後見学
14:30~15:00 東本願寺・休息
15:30~16:00 壬生寺
17:00 京都駅
17:30より 懇親会
「萬三」 京都駅徒歩5分
Tel 0742-26-7527
会費 4000円(飲み放題)
問い合わせは、塩崎(学生委員/夜・尼子クラス)までお願いします。
申し込み締切日 5月22日(金)
申込書は昼間部、夜間部の方は文校事務局内の学生委員BOXへ、通教部の方は文校事務局へFAXして下さい。FAX 06-6768-6196
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
申込書(記入漏れのないようにお願いします)
氏名 ( ) クラス名( )
Tel( )出来るだけ携帯電話番号を記載ください。
★ 全参加 散策のみ参加 懇親会のみ参加
★ 大阪駅集合 京都駅集合
★はいずれかひとつ該当項目に○印をつけてください。
昨日〈24日〉は大忙しでした。 ― 2009/05/25 23:15
午前中は、小5の息子の少年野球の観戦・応援。生駒市民体育大会の5年生以下の部、10チームのなかでみごと優勝。親バカを発揮して書かせてもらえば、息子は3番キャッチャーで決勝戦にのぞみ、初回レフト越えタイムリー2塁打をはなち、まもっても反応よく飛び込んで2度ファールフライをとりました。2対0というハラハラドキドキの勝ち。
昼1時、文校着。
文校教室を貸したヂンダレ研究会主催の“いまヂンダレ・カリオンをどう読むか ”という集まりをすこしのぞく。1950、60年代に存在した在日朝鮮人サークル詩誌『ヂンダレ』とその後継誌『カリオン』のメンバーだった金時鐘さん、鄭仁さんも参加。司会は、文校の細見和之チューター。参加者が続々押し寄せ、ぼくが辞する2時すぎには80名を上回っていた。
地下鉄、京阪、近鉄、JRを乗り継いで、学生委員会主催の新入生歓迎・文学散歩に京都の壬生寺 で合流。4時半。電車の乗換えに手間取り、それまでに缶ビールを3本あける。新入生6名、津木林洋チューターなど総勢20名。たまには、京都の町家が軒を並べているなかを歩くのもいいもんだ。インフルエンザ騒動の渦中であろうとも。
散歩後の京都駅近くの懇親会に心を残しつつも、地元の集会所でおこなわれる野球の祝勝会に西大寺回りの近鉄電車で急いだ。
(小原)
昼1時、文校着。
文校教室を貸したヂンダレ研究会主催の“いまヂンダレ・カリオンをどう読むか ”という集まりをすこしのぞく。1950、60年代に存在した在日朝鮮人サークル詩誌『ヂンダレ』とその後継誌『カリオン』のメンバーだった金時鐘さん、鄭仁さんも参加。司会は、文校の細見和之チューター。参加者が続々押し寄せ、ぼくが辞する2時すぎには80名を上回っていた。
地下鉄、京阪、近鉄、JRを乗り継いで、学生委員会主催の新入生歓迎・文学散歩に京都の壬生寺 で合流。4時半。電車の乗換えに手間取り、それまでに缶ビールを3本あける。新入生6名、津木林洋チューターなど総勢20名。たまには、京都の町家が軒を並べているなかを歩くのもいいもんだ。インフルエンザ騒動の渦中であろうとも。
散歩後の京都駅近くの懇親会に心を残しつつも、地元の集会所でおこなわれる野球の祝勝会に西大寺回りの近鉄電車で急いだ。
(小原)