4日(土)坪内稔典さんの特別講座に45名。2010/12/05 01:59

坪内稔典さんの特別講座。
俳人の坪内稔典さんをお招きして、公開の特別講座が開かれた。参加者45名のうち、一般の方が9名。遠くは、金沢市2名、長崎県大村市からも。
坪内さんのお話は、俳句の歴史に始まり、芭蕉の「古池や~」のなかの蛙は何匹もいるという新しい解釈や、書くこととは「感動を表現する」ものというだけでなく、「表現したものが感動を呼ぶ」ということであってもいいということなどに及んだ。
講座の終わりのほうで、参加者皆に短冊がくばられ、「冬木立」を季語にした俳句を作ってもらった。坪内さんと司会を務めていた細見和之チューターによって、無作為に2句ずつ読み上げられ、会場の挙手によって優劣が競われた。勝ち残ったものどおし、さらに競い合って、さいごに3作残った。たびたび笑いがおこる一方で、参加者はハラハラしどおしだったようだ。
講座の後、面白かったと興奮気味に語る人が何人もいた。

その後、事務局は、12日の通教部スクーリングに向けた「文校ニュース」づくり。いま、やっと通教生の分だけは完成したので、南郵便局に向かいます。真夜中2時少し前。

(小原)

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