ことし最後の昼間部・組会。2010/12/14 22:16

ことし最後の組会(クラスゼミ)をおこなったのは、昼間部・専科・小説1組の夏当クラス。文校30クラスのなかで22名と1番在籍者の多いクラスで、提出作品が多くて補講をおこなったためです。

文校に18年間在籍されていた多菊さん(在籍中の07年1月逝去、享年87)の遺稿集が、それをまとめた息子さんから届けられていたので、お礼の手紙を書く。在籍中、『樹林』通教号などに掲載されていた20数編のエッセイを中心にした、装丁のしっかりした本だった。

よる7時半すぎ、ぼくのクラスの善積くんが仕事帰りに事務局に立ち寄ってくれ、19日(日)の文学集会にクラスで出す“うどん屋”の打ち合わせ。ことしは、ライバル店として高田クラスの“ラーメン屋”が出店するので、丼数を減らすことに。その後、しばし文学談義。

いまさっき、数年前ぼくのクラス生だった森さんから電話がかかってきた。「朝日新聞で、朝井まかてさんの記事をみました。朝井さんをふくめ当時のメンバー6名が年明け集うことになりました。小原さんもぜひ来て」とのこと。

(小原)

18日(土)が通教部の提出作品締切。2010/12/15 19:35

3月の通教部スクーリングに向けた秋期第2回作品提出の締切は18日(土)です。
18日以降になると、『樹林』通教部作品集の掲載対象からははずれますが、25日(土)までは受け付け、担当チューターからのアドバイス批評は受けられます。できるだけ早めに事務局まで提出してください。

きょうは、6名の方から作品が届きました。

●いま、昼間部生の方から問い合わせの電話があったのですが、学生委員会の主催する19日・文学集会には、文校生以外の方も参加できます。各クラスの模擬店の食べ物・飲み物を買い求めることができます。知人、友人、家族(ちちゃい子もOK)どなたでも、誘ってきてください。

(小原)

寒い一日。2010/12/16 19:25

寒波の襲来なのでしょう。風もヒューヒュー吹いています。

先日、文校における忘れ物について本ブログで書いたわけですが、その翌日、近鉄電車の中でニット帽を置き忘れてしまいました。安物だったので、難波かの保管所には取りに行きませんでした。おかげで文校への行き帰り、頭が寒いです。

きょうは、通教部提出作は9名から。

(小原)

23日(木、休日)・川崎彰彦さんを偲ぶ会。2010/12/17 22:15

23日午後4時から、文校教室で“川崎彰彦さんを偲ぶ会”がもたれます。川崎さんを直接存じあげていない方でも、参加できます。会費(飲食代)1500円。
葉山郁生さんの司会で、高畠寛さん、宇多滋樹さん、涸沢純平さんなどに“川崎彰彦の人と文学”について語っていただきます。

川崎彰彦さんは、ことし2月4日、76歳で亡くなられています。『樹林』11月(秋)号でも、追悼のための特集を組んでいます。その号がほしいと、かつて文校で教え子だった方や、川崎作品ファンの北海道や東京の方など10名ほどから問い合わせがあります。


川崎さんがどのように大阪文学学校とかかわっていたかについて、ぼくが2月9日の本ブログに記したことを、以下に再掲します。

北海道新聞の記者生活を経て大阪に移り住んだ1967年頃から、講師(チューター)の任に就いています。その一方で一時期、事務局長や「新文学」(「樹林」の前身)編集長も務めています。81年11月、文校教室でのクラスゼミ中に脳卒中の発作で倒れています。まだ48歳の若さでした。チューターに復帰後、89年12月、自宅アパートで2度目の発作に襲われました。それまでずっと、文校を支えてこられた大きな柱のお一人でした。
ぼくが文校の夜間部に入学したのは89年10月で、ぼくにとって川崎さんは、その生き方といい、創作姿勢といい、伝説的なひとでした。著書を何冊か読んで、感銘や刺激をそうとう受けました。
ぼくが事務局で仕事をするようになってほどなく、93年3月21日、公開講座に来ていただきました。車イスに乗ったままで、話をされました。その時が、川崎さんが文校教室に来られた最後になってしまいました。ほかのところでは、なんどかお会いしたことはありましたが。


●きょうの通教部提出作は、13名から。いつもより鈍いかなぁ、というところですが、いちおうの締切日である明日(土)、ドーンととどくことでしょう。

●あさって(日)は、いよいよ文学集会。文校の“学園祭”というべきか、“忘年会”というべきか……。いろんな方が、いつもとは違った面を見せてくれます。
ぼくのクラスは、模擬店で“うどん屋さん”を出すのですが、ぼくの担当だった100均での丼鉢などの買い出しをすませました。また文校教室内に、模擬店にそなえて、ガスの元栓からホースを張り巡らしました。2箇所の元栓からホースを経て、4台のコンロを設置しました。
さぁ、文校の諸行事のなかでもっとも人の集まる(例年130人ほど)文学集会の準備は万端ととのいました。
みなさんも、文校がどういうところか(けっして怪しいところではない)知ってもらうために、家族や友人を誘ってみてはいかがでしょうか。

(小原)

今日は通教部提出作品締切。明日は文学集会。2010/12/18 16:43

通教部今期第2回提出作品の、いちおうの締切日だった今日、郵送や持参で提出された通教生は29名でした。
まだ提出していない人も、諦めないでください。事務局の開いている25日(土)までに届けば、担当チューターからのアドバイス批評(個別評)はもらえます。それに、「文校ニュース」の総合評にも載ります。
作品を書かないことには何も始まりません。もうひとふんばりです。がんばってください。

それから、明日はいよいよ文校恒例の文学集会です。分科会で文学についていろいろ考えたあとは、各クラスから模擬店が出て文校フロアが大いに賑わいます。
文学集会に出ないと、一年が終わらない、かも。(銅)

きのう(19日・日曜日)の文学集会に120名。2010/12/20 19:49

午後2時からの2つの分科会の後、4時半から9つのクラスと学生委員会が出した模擬店が開け放たれた文校教室の壁沿いにがずらり。フロアは、人、人、人であふれかえりました。
東京の通教生・竹村さん(この日のために、12日スクーリングからずっと大阪に居残っていた!)、同じく広島の高樹さんの姿も。
3家族で4人のこどもたちも来てくれました。
文学集会を仕切った学生委員会のみなさん、ごくろうさまでした。
クラスメイトのいつもとはちがう面をうかがうことができ、他のクラスの人とも知りあえた文学集会をありがとう。

(小原)

在特号について学生委員会からのお知らせ・・・その①2010/12/21 22:44

書く人はこちら!【作品応募規定】

【応募資格】 大阪文学学校在校生(休学生、学友3年目以上は除く)

★ 小説部門:1人1編。400字詰め原稿用紙換算100枚以内。
第1区分[400字詰め原稿用紙換算枚数30枚以内]
第2区分[400字詰め原稿用紙換算枚数31~60枚]
第3区分[400字詰め原稿用紙換算枚数61~100枚]
いずれか一区分のみ応募可。

★ エッセイ部門:1人1編。400字詰め原稿用紙換算20枚以内。

★ 詩部門:1人2編まで。

★ 表紙部門:最終的なデザインに「樹林」のロゴと「第三種郵便~」の記載が入ります。そのため、場合により原画に手を加えることがあります。表紙部門に限り、在校生なら学友3年目以上の方、今回の他部門応募者も応募できます。ソフトで原画を描かれる方は使用ソフトも明記してください(採用になった場合、画像データを提出していただきますが、イラストレーター以外のソフトは保存形式をJPEGかBMPにしてください)。なお、イラストレーター使用の方は装丁まで依頼することがあります。

~応募についての注意事項~

①未発表のオリジナル作品に限ります。(クラスでの合評作品は可。同人誌、樹林、インターネットなどでの既発表作品は不可)
② 前回、「樹林-在校生作品特集号-」の小説部門に掲載された方は、すべての部門への応募を控えてください。詩・エッセイ部門につきましては前回掲載者も応募することができます(二回連続掲載になった場合はその次の応募は見送ってください)。表紙部門につきましても前回掲載された方の表紙部門の応募は控えてください。
より多くの在校生の掲載機会を増やしたいからです。また、休学はカウントいたしませんので、掲載後休学して復学後すぐの応募は見送ってください。
③ 掲載者には次号(2011年12月号)の選考委員を依頼することがありますので、ご協力お願いします。
④ 二部門同時の応募も可。(ただし、選考の結果、複数部門で掲載が決定した場合、掲載作品は作者により一編のみを選んでいただきます)
⑤ 選考委員には作者の名を伏せますので、応募原稿に名前・クラス名を書かないでください。ただし、作品のタイトルは記入してください。
⑥ 応募用紙に、必要事項を明記し作品に添付してください。応募作に対する個別の選考評の送付はしていません。「樹林-在校生作品特集号-」に掲載される選考評が全てです。
⑦ 作品に原典がある場合は、必ず明記してください。著作権が切れていないものについては特に注意してください。
⑧ 応募原稿コピー(無記名のもの)を小説部門・詩部門は20部、エッセイ部門は15部、右肩つづりで作成してください。このコピーは選考委員に手渡す原稿となります。


選考委員が読みやすいように以下の点にご留意ください。

☆ サイズはA4に揃えて、無理な縮小コピーは避けてください。ワープロ(パソコン)の場合、原稿用紙のマス目に合わせた印字はできるだけ避け、横長A4の用紙にタテ書き印字してください。
☆ 両面コピー、裏紙、コピーのかすれ、乱丁、落丁は選考委員にとって読みにくいものです。両面コピーは避け、また各コピーに不備がないかよく確認してください。
☆ 選考委員会ではあくまでも作品の中身で選考、評価しておりますが、あまりにもコピーの状態がひどいもの、応募規定を守らないものに関しては選考上、不利となることがあります。

【応募先】 〒542-0012
      大阪市中央区谷町7-2-2-305
      大阪文学学校 学生委員会「樹林-在校生作品特集号-」○○部門係
(郵送、または事務局へ直接持参してください)

【締め切り日時】2011年1月21日(金)19時必着
【掲載】 「樹林」2011年6月号

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   「樹林―在校生作品特集号―」2011年6月号 作品応募用紙

(二部門応募される方ならびに詩を複数応募される方は一作品に一枚、この用紙をコピーのうえ添付してください。)
★応募部門(いずれかに○、小説部門は枚数区分にも○)
   詩 ・ エッセイ ・ 小説[ 第1区分 ・ 第2区分 ・ 第3区分 ]

★作品タイトル[                      ]

★ペンネーム(有る人のみ)[                  ]

★本名(必ず記入)[                 ]

★クラス(昼・夜・通教いずれかに○)[昼・夜・通教(     )チューター]
★四百字詰め原稿用紙換算枚数[   ]枚

★ 連絡先住所(〒   -   )
[                                  ]

★電話番号(できれば携帯)[                   ]

在特号について学生委員会からのお知らせ・・・その②2010/12/22 17:41

「樹林」在校生作品特集号・2011年6月号
掲載作品および選考委員募集のお知らせ

在校生作品特集号とは…
 大阪文学学校が発行している「樹林」の6月号と12月号は「在校生作品特集号」…略して「在特」といわれるもので、掲載作品の募集から選考・編集・発行、さらには合評会開催に至るまでのすべての過程を文校生が手掛けるという特色のある号です。掲載作品は自動的に「大阪文学学校賞」の予備選考にかかります。また過去には掲載作品が大手出版社の目に留まり、見事出版に至ったというケースもありました。
 この「樹林」在校生特集号を、作品の応募・選考委員というかたちで誌面作りに携わってくださる方を、学生委員会では募集しております。
 なんだかムズカしそう…と思われるかもしれませんが、今までに参加された方々からは「日頃読む機会のない作品が読めた」「本を発行する過程が分かった」「自分の作品に対する評価が聞けた」「選ぶ側の視線や気持が理解できた」等など、何らかの形で今後の作品制作において良い刺激になったという声が数多くあがっています。
 在校生の皆さん、どうぞふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。

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読んで選ぶ人はこちら!【選考委員応募規定】

☆ 大阪文学学校在校生であること。
☆ 出席選考委員は、小説部門・詩部門は、第一次、第二次(最終)の計2回の選考会いずれにも参加できる方。
エッセイ部門は、第一次のみです。
☆ 在宅選考委員の小説部門ならびに詩部門はいずれも第二次(最終)選考のみの参加となります。ただし一次選考を自分の作品が通過した場合は、選考委員にはなれません。

*小説、詩、エッセイの3部門があります。どれか、ひとつを希望してください。
*エッセイを応募された方は、当該部門の選考委員を務めることはできません。ただし、詩部門・小説部門の委員になれます。
*小説部門に応募された方も小説部門の選考委員に、詩部門に応募された方も詩部門の選考委員になれます。ただし、選考する作品の中に自分の作品が含まれていないことをみずから確認してください。自分の作品の選考に関わっていた場合、理由のいかんを問わず無効とします。

【応募先】 大阪文学学校事務局内に設けた在特部ポストに、氏名・クラス・連絡先(住所と電話番号とメールアドレス)、希望部門等を明記した用紙を投函してください。
直接来られない場合は、郵送、FAX、メールでも受け付けます。下記へ送ってください。
〒542-0012  大阪市中央区谷町7-2-2-305
            大阪文学学校 学生委員会在特部
FAX 06-6768-6196
    E-mail iin@cool.email.ne.jp (学生委員会メールアドレス)

【締め切り日時】2011年1月21日(金)19時必着
※選考対象となる応募原稿の受け渡しは1月22日(土)18時から大阪文学学校にて行います。可能な限り出席をお願いします。在宅選考委員の方についてはすべて郵送します。

★ご不明な点があれば気軽に各クラスの学生委員に質問してください。
上記の学生委員会のメールアドレスでもかまいません。

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「樹林―在校生作品特集号―」2011年6月号 選考委員応募用紙
名前を記入し、希望部門に○をしてください。【 出席選考委員 ・ 在宅選考委員 】(いずれかに○)

★氏名〔             〕★クラス(昼・夜・通教いずれかに○)〔昼・夜・通教      クラス〕  
★希望部門: 小説・エッセイ・詩
★住所(〒   -    )                               
〔                                   〕
★電話番号(できれば携帯)           メールアドレス:              
★小説部門および詩部門を希望される方で当該部門への作品応募が[ある・なし] (いずれかに○)
★出席選考委員の方のみ…1月22日(土)の作品受け渡しに[出席・欠席]します(いずれかに○)
司会および書記を希望される方はいずれかに○してください〔司会・書記〕

きのう(23日)、川崎彰彦さんを偲ぶ会。2010/12/24 21:39

川崎彰彦さんを偲ぶ会
23日(木)午後4時すぎから、文校教室で“川崎彰彦さんを偲ぶ会”がもたれました。
川崎彰彦さんは早稲田大学在籍中から、五木寛之さんと親交がありました。北海道新聞の記者生活を経て大阪に移り住んだ翌68年から89年まで、大阪文学学校の講師(チューター)を務めています。その一方で一時期、文学学校事務局長や「新文学」(「樹林」の前身)編集長の任にありました。 ことし2月4日、76歳で亡くなられています。
“偲ぶ会”には32名が参加。川崎さんが89年、2度目の脳内出血で倒れて以降、ずっと同居し支えてこられた当銘広子さんに、川崎さんの遺影を持参していただきました。
献杯のまえに、葉山郁生チューターの司会で、高畠寛(大阪文学協会代表理事)、宇多滋樹さん(同人誌『黄色い潜水艦』発行人)、涸沢純平さん(編集工房ノア社主)に、“川崎彰彦の人と文学”についてそれぞれ15分ほどずつ語っていただきました。
懇親会に移ってからは、参加者のほぼ全員にマイクを手にしてもらい、川崎さんを偲びました。

(小原)

「文校ニュース」秋期第3号を発送します。2010/12/25 21:49

文校ニュース
いまやっと、「文校ニュース」の印刷・帳合・袋詰めを終えました。
いまから、発送のために南郵便局に向かいます。
“仕事納め”の日に、「文校ニュース」を仕上げられてヤレヤレです。
今号は、通教部スクーリングの出欠ハガキからのメッセージ特集や、昼・夜・通教の新入生の「ハガキ一枚・課題作品」を中心に、12ページだてです。
連日5人ほどから、通教部の提出作品が届いていますが、年内にあと1日は、役所関係の書類作りのために、事務局にやってくるつもりです。そのときまでに届いていた作品は、担当チューターに速攻で送ります。

(小原)