第31回大阪文学学校賞発表!2011/03/31 16:36

第31回大阪文学学校賞の各部門の受賞者は、次のように決定しました。
授与は、4月10日(日)入学開講式席上でおこなわれます。

〈小説部門〉 (応募17編+「樹林」年間掲載作80編のうちから)
本賞・・・上山和音「M」(樹林 2010年12月号) 
佳作・・・大新健一郎「孕」(樹林 10年6月号)
奨励賞・・・馳平啓樹「金字塔」(応募)

〈詩部門〉 (応募35編+「樹林」年間掲載作181編のうちから)
本賞・・・大野直子「弔いの木」(応募)
佳作・・・なんどう照子「犬」(樹林 10年12月号)
奨励賞・・・加納由将「井戸の底」(応募)

〈エッセイ・評論・ノンフィクション部門〉
        (応募11編+「樹林」年間掲載作80編のうちから)
本賞・・・深山うずら「うちの新米」(応募) 
佳作・・・渡利真「五体不満足は大満足」(応募)
奨励賞・・・和田清澄「蛍――父の麻酔事故からの日々」(応募)

(小原)

大越チヨさん(福島県・音谷クラス)とやっと電話で話すことができました。2011/03/31 20:04

3月11日からしばらくして、3日にいっぺんは、福島県在住の通教部生・大越チヨさん宅に電話を入れていたのですが、呼び出しのベルは鳴るものの、誰も受話器を取ってくれない状態がつづいていました。昨日やっと、文校事務局に大越さん本人から電話をいただくことができました。避難所からとのことでした。ちょうどそのとき、ぼくは事務局にいませんでしたが、電話に出た菱木さんが実の娘さんのケイタイ番号を控えていました。事務局に戻ってすぐそのケイタイに電話し、明日の3時以降、また事務局にご本人から電話を入れてくれるよう娘さんに頼んだのでした。
今日3時15分頃にかかってきた電話で、88歳とは思えない、大越さんの張りのある大きな声を聞くことができました。
いまの避難所は福祉センターで、その前は体育館、そのまた前は公民館にいたとのことでした。人が少なくなるたびに、避難所をかわっていったとのことでした。住んでいた家は大きく損壊し、福島市に住む娘さんに郡山市内のマンションの一室を捜してもらったので、10日後ぐらいにそちらに引っ越すとのこと。
地震が起きた時刻には、文校へ通教部提出作品(手書きの原稿用紙10枚)を送ろうとしているときだったのだそうです。春期第1回提出締切日を3月16日と思っていたらしいのです(実際は、4月16日)。
大越さんはすでに春期分の学費(5万円)を納入されていました。3月24日の“文校ブログ”にあるような、東日本大震災・被災者への学費軽減措置の一環として半額(2万5千円)を後日返還することを大越さんに約しました。
なお、絵も描いている大越チヨさんの平生の活躍ぶりは、そのお名前でネットを検索すれば窺い知ることができます。

(小原)

明日(4/1)が最後の体験。通信教育部へ遠方から入学者があります。2011/03/31 20:47

明日(1日)、今春最後となる4回目の一日体験入学です。
文学学校への入学を検討されているかたは、ぜひおいでください。
明日が、最後ということもあってか、参加者はいちばん多そうです。昼の部(2時~4時)と夜の部(6時半~8時半)あわせて、すでに16名の予約があります。だいたいいつも、予約なしの方が、予約済みの方と同数ぐらいいらっしゃいます。【予約なしでもOKです】
昼の部は佐久間慶子チューター、夜の部は小原が担当します。

近在の方は、明日の体験を経て入学していただければいいわけですが、遠方の方はそうもいきません。おもに『入学案内書』(樹林4月号)に目を通されて、すでに入学手続きを済まされた方が多数います。
今日は、東京都目黒区の方(9月28日の毎日新聞夕刊をみて速攻で入学)、熊本県宇土市の方が通教部に入学されました。(ほかに今日は東大阪市の方が夜間部に入学)
もちろん、大阪をはじめとする近畿圏の方も、通教部に何人も入られています。

(小原)