大越チヨさん(福島県・音谷クラス)とやっと電話で話すことができました。2011/03/31 20:04

3月11日からしばらくして、3日にいっぺんは、福島県在住の通教部生・大越チヨさん宅に電話を入れていたのですが、呼び出しのベルは鳴るものの、誰も受話器を取ってくれない状態がつづいていました。昨日やっと、文校事務局に大越さん本人から電話をいただくことができました。避難所からとのことでした。ちょうどそのとき、ぼくは事務局にいませんでしたが、電話に出た菱木さんが実の娘さんのケイタイ番号を控えていました。事務局に戻ってすぐそのケイタイに電話し、明日の3時以降、また事務局にご本人から電話を入れてくれるよう娘さんに頼んだのでした。
今日3時15分頃にかかってきた電話で、88歳とは思えない、大越さんの張りのある大きな声を聞くことができました。
いまの避難所は福祉センターで、その前は体育館、そのまた前は公民館にいたとのことでした。人が少なくなるたびに、避難所をかわっていったとのことでした。住んでいた家は大きく損壊し、福島市に住む娘さんに郡山市内のマンションの一室を捜してもらったので、10日後ぐらいにそちらに引っ越すとのこと。
地震が起きた時刻には、文校へ通教部提出作品(手書きの原稿用紙10枚)を送ろうとしているときだったのだそうです。春期第1回提出締切日を3月16日と思っていたらしいのです(実際は、4月16日)。
大越さんはすでに春期分の学費(5万円)を納入されていました。3月24日の“文校ブログ”にあるような、東日本大震災・被災者への学費軽減措置の一環として半額(2万5千円)を後日返還することを大越さんに約しました。
なお、絵も描いている大越チヨさんの平生の活躍ぶりは、そのお名前でネットを検索すれば窺い知ることができます。

(小原)

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