文校修了生・朝井まかてさんの新刊紹介2010/09/29 22:13

2年前に、講談社主催の第3回小説現代長編新人賞<奨励賞>を受賞された朝井まかてさんの受賞第一作『ちゃんちゃら』が講談社から刊行されました。本体1600円+税で、書店に並んでいます。
<奨励賞>受賞作『実さえ花さえ』では、寛政期の江戸の“花師”の世界を描いていましたが、同じく時代小説である今回の『ちゃんちゃら』では
江戸の“庭師”の活躍をを描いています。
朝井さんが文校に在籍していたのは、06年4月から2年間。「江戸の園芸を書きたい」と入学した1年目は、ぼくのクラス生でした。精進をかさね、こうして大手出版社から本にしてもらい本屋に並べてもらえるようになったことは、とてもうれしいことです。現文校生の励みにもなります。

(小原)