山口春樹さんの新詩集『天空の道』2013/06/01 16:02

茨木市在住の山口春樹さんは、かつて理系技術者で、文校には02年10月から主に通教部に在籍中。
山口さんは、ノンフィクション「走りつづけて」で、第29回(08年度)大阪文学学校賞〈エッセイ・評論・ノンフィクション部門〉を受賞されています。また第一詩集『象牙の塔の人々』で、第11回(09年度)小野十三郎賞特別奨励賞を受賞。
このたび刊行の第2詩集『天空の道』の帯文に倉橋健一氏は、「秘境の地ヒマラヤを題材にした紀行詩集といってよいだろうが、私はむしろ、現地に寄り添っての体験によるリアルタイムの心境詩として読むほうが、よりぴったりすると思った」と記している。
澪標刊、1600円+税。

(小原)

『樹林』13年11月(在特)号に向けて <学生委員会より>2013/06/04 22:25

『樹林』2013年11月号(在校生作品特集号)
掲載作品および選考委員募集のお知らせ

                    2013年5月30日
               大阪文学学校学生委員会在特部

 大阪文学学校では、機関誌『樹林』のうち年2回(6月号および11月号)を「在校生作品特集号」(在特号)として発行しています。これは、掲載作品の募集から選考、編集、さらには合評会の開催まで、すべての過程を文校の在校生が手がけるという特色のある号です。
 作品の応募や選考委員という形で在特号の制作に参加することにより、文校全体が盛り上がります。在特号の制作には、在校生の皆様一人一人の協力が必要です。文校での日々を、あるいは文校そのものを面白くしていくため、在校生の皆様、どうぞふるってご参加ください。

☆在特号制作スケジュール☆

1.2013年7月17日(水) 19時 募集締切
作品および選考委員募集の締切です。応募された作品を、在特部で各部門の選考委員(小説・詩部門は一次選考委員)に振り分けて送付します。一次選考は、選考委員がそれぞれ自宅で採点表を記入する形で行います。

2.2013年8月5日(月) 一次選考結果確定
小説部門および詩部門の一次選考採点表の返送締切日で、ここで両部門の一次選考結果が決定します。在特部であらかじめ定めた基準に従い、一次選考を通過した作品を二次選考委員に送付します。
 ・小説部門で二次選考の対象とする作品は、応募作品数にかかわらず、上位10作品です。
 ・詩部門は、原則として一次選考での上位半数を二次選考にかけることとしていますが、作品数が多い場合、基準を設けて数を絞る場合があります。
 ・前回まで行っていた小説部門の「一人一作選考制度」は、今回は実施しません。

 3.2013年8月25日(日)14時から (二次)選考会実施
小説・詩部門の二次選考会およびエッセイ部門の選考会を開催し、ここで掲載作を決定します。
選考は、選考委員の合議により行われます。(何らかの理由で選考委員が出席できない場合、書面で意見を述べることはできるが最終決定には参加できないものとします。)
掲載作が決定したら、在特部から作者にその旨をお知らせします(郵送)。また、選考委員の中から作品ごとに校正担当者を選び、別途お知らせする日程で作者と突き合わせ校正をします。

4.2013年10月下旬 在特号完成
完成した在特号は、通学生は各自組会の際に持ち帰りください。
通教生には、事務局から「文校ニュース」等とともに発送されます。

5.2013年11月17日(日) 在特号合評会
小説部門と詩・エッセイ部門に分かれ、掲載作の作者および選考委員も参加して、学生委員会在特部主催の合評会を開催します。みんなで参加しよう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『樹林』2013年11月号(在校生作品特集号)【作品応募規定】

《作品応募資格》 ※前回までと一部変わっています。ご注意ください。
 大阪文学学校在校生であること(「在校生」とは、休学生でない文校生をいいます。以下同じ。)
 ただし、つぎに該当する場合を除く。
①前回在特号(2013年6月号)に自分の小説作品が掲載されている場合。
②前回まで2回連続で在特号に自分の詩またはエッセイ作品が掲載されている場合。
③学友3年目以上の在校生で、過去1回でも小説・詩・エッセイが在特号に掲載されている場合。
④過去在特号に小説が3回、または詩・エッセイが合わせて5回掲載されている場合。
注:休学復帰直後の在校生で、休学期間中に発行された在特号に作品が掲載されている場合、当該号を「前回」とみなして①②を適用します。

《作品募集部門および内容》
 ★小説部門:400字詰め原稿用紙換算100枚以内。1人1編に限る。
 ★詩部門:1人2編以内。
 ★エッセイ部門:400字詰め原稿用紙換算20枚以内。1人1編に限る。
 ★表紙部門:イラストまたは写真1点。
  [表紙部門の特例]
表紙部門に限り、上記①~④の応募制限規定は適用しません。(=在校生なら誰でも応募可。)また、他部門で作品が掲載作に選ばれた場合でも、表紙部門での同時掲載は制限しません。ただし、直前の在特号の表紙に作品が採用された方は、応募をご遠慮ください。
なお、イラスト原画をソフトで描いた場合は、使用ソフトを明記してください。(採用された場合、JPEGまたはBMP形式のデータを提出していただきます。「イラストレーター」使用の方は、装丁までお願いすることがあります。)また、デザインの関係上、原画に一部手を加えることがありますので、あらかじめご了承願います。

《作品応募にあたっての注意事項》【必読】
1.応募作品は未発表のオリジナル作品に限る。(組会で合評しただけの作品は可。自費出版作品や同人誌を含む雑誌やWebへの掲載作品は不可。ただし『樹林』の「通教部作品集」に抜粋のみ掲載の場合は可)
2.作品コピー(無記名のもの)を小説・詩部門は20部、エッセイ部門は15部、右肩綴りで作成して提出すること。(このコピーは、選考委員に手渡す原稿となります。)
3.横長A4の用紙に縦書き印字すること。また、作品コピーには絶対に名前・クラス名を書かないこと。(失格扱いとします。)名前・クラス名は作品に添付する応募用紙にのみ記入すること。

・段組や無理な縮小コピー、両面コピーは避けること。
・原稿用紙マス目に合わせた印字は禁止。
・コピーのかすれ、乱丁・落丁がないように注意。

4.作品に原典がある場合は、末尾に明記すること。(著作権が切れていないものは特に注意。)
5.複数部門への応募も可能とするが、複数部門で掲載が決定した場合、掲載作品は作者が1部門(詩で2作が選ばれた場合はそのうち1作)のみを選ぶものとする。
6.作品が掲載作に選ばれた場合、応募時点の原稿データが必要になるので、更新せず保存しておくこと。

なお、小説・詩・エッセイ各部門で作品が掲載された場合は、次号(2014年6月号)の選考委員を依頼させていただくこととしています。ご協力お願いします。

応募規定を守らないものは、規定違反として選考前に失格となる場合があります。ご注意ください。

【応募先】 〒542-0012 大阪市中央区谷町7-2-2-305
大阪文学学校 学生委員会『樹林-在校生作品特集号-』○○部門係
(郵送、または事務局へ直接持参してください。)
【締 切】 2013年7月17日(水) 19時必着
【掲 載】 『樹林』2013年11月号

----------------------------キリトリ-------------------------

『樹林』2013年11月号(在校生作品特集号) 作品応募用紙

以下すべての項目をもれなく記入し、応募原稿の頭に添付してください。
複数部門応募する場合および詩を複数作応募する場合は、作品ごとに1枚ずつ添付してください。

応募部門(1~4のいずれかに○)
1.小説  ・  2.詩  ・  3.エッセイ  ・  4.表紙

①作品タイトル         〔                      〕

②本名(必ず記入)        〔                      〕

③ペンネーム(ある人のみ)    〔                      〕

④所属クラス(昼・夜・通教いずれかに○、チューター名も明記。複数所属の場合はすべて記載)
                 〔 昼 ・ 夜 ・ 通教/         クラス〕

⑤四百字詰め原稿用紙換算枚数  〔       〕枚(小説・エッセイのみ。正確な数をお願いします。)

⑥連絡先住所(〒   -     )
       〔                                     〕
⑦電話番号(できれば携帯)       〔                〕

⑧eメールアドレス(できればパソコン用)〔                  〕

提出原稿(コピー)に名前、クラス名は書かないでください。書かれていた場合、失格になります。
作品提出の際、コピーを小説・詩部門は20部、エッセイ部門は15部、右肩綴じで作成してください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『樹林』2013年11月号(在校生作品特集号)【選考委員応募規定】

在特号をより充実したものにするのは選考委員です! 選考委員経験者からは「日頃読む機会のない作品が読めて刺激になった」「雑誌を編集する過程がよく分かった」「選ぶ側の視座や視点が勉強になった」等、今後の作品執筆においてプラスになったという声が数多くあがっています。新入生も「私が選考なんて」と恥ずかしがらず、作品を応募するだけでなく、選考委員にもぜひ応募してください。

《選考委員応募資格》
大阪文学学校在校生であること(「在校生」とは、休学生でない文校生をいいます。)
在籍年数や過去の掲載回数等による制限はありません。ただし、小説または詩部門に作品を応募している場合は、当該部門の二次選考委員にはなれません。(一次選考委員にはなれます。)また、エッセイ部門に作品を応募している場合、エッセイ部門の選考委員になることはできません。

《選考委員募集部門および注意事項》
1.選考委員の募集部門は「小説」「詩」「エッセイ」の3部門に分かれます。さらに小説・詩部門は一次選考と二次選考に分かれます。一次選考は自宅に作品が送付され、採点表を返信用封筒で送り返す形の選考です(いわゆる在宅選考)。二次選考は、8月25日(日)に文校にお集まりいただき、合議により掲載作を決定します。エッセイ部門は、8月25日(日)開催の合議による選考会のみです。
2.複数部門の選考委員の掛け持ちは可能とします。ただし、小説・詩の二次選考会とエッセイの選考会は同時並行で開催されるため、これらの部門を掛け持ちすることはできません。
3.選考委員の応募者が、当該部門へ作品を応募していることが判明した場合、他部門へ移っていただくか、または委員を辞退していただきます。(作品の応募は、原則有効とします。)

【選考委員応募先】
文校事務局内の「在特部ポスト」に下の応募用紙を投函してください。直接来られない場合は、郵送またはFAX(06-6768-6196)、eメール(iin@cool.email.ne.jp)でも結構です。
【申込締切】2013年7月17日(水)

----------------------キリトリ-------------------------------

『樹林』2013年11月号(在校生作品特集号)選考委員応募用紙
①氏 名 〔               〕 ※文校の名簿に記載されている名前を記入すること。

②所属クラス (昼・夜・通教いずれかに○) 
                 〔 昼 ・ 夜 ・ 通教/         クラス〕

③希望部門を選択してください(希望する部門の欄に○)
一次選考委員(自宅で選考を行う)
二次選考委員(8月25日の選考会に出席)

小 説    詩   エッセイ

④住 所(〒   -     ) ※文校事務局からの送付物の宛名ラベルどおりに記載すること。
    〔                                       〕

⑤電話番号(できれば携帯):〔      -       -       〕

⑥eメールアドレス(できればパソコン用):〔                 〕

⑦小説または詩部門の選考委員希望者で、当該部門への作品応募が[ある ・ なし](←いずれかに○)

※①~⑦すべての項目を埋めて下さい。eメールアドレスがない場合は、空欄で結構です。

春期81人目の新入生。2013/06/10 21:25

今日の新入生は女性で、通教部/詩・エッセイクラスへ。
先々週に一人(女性、夜間部/小説クラス)、先週にも一人(男性、夜間部/小説クラス)の入学者がありました。
中途入学ということで、学費は通常額より割引いています。
これで新入生数は、初期目標の80名を超えることができました。
事務局にとって、嬉しい日になりました。
今春期の学生総数は、460名(うち休学生91名)に。

●昨日(9日、日曜)の学生委員会主催の『樹林』6月(在特)号合評会には、小説部門16名、詩・エッセイ部門9名の参加者があったそうです。東京の橋脇千枝さんも含め、掲載者10名は全員出席。
合評会もその後の飲み会もたいへん盛り上がった由。なんと、梅田まで繰り出し、4次会で解散したときには午前3時半を回っていたとか。

(小原)

通教部生に『樹林』7月号を発送!2013/06/11 21:58

上の【写真】は、『樹林』7月号(通教部作品集)の目次ページです。
クリックすると、拡大されます。
7月号は、6月23日(日)通教部スクーリングの合評テキストになります。

通教部生には今夜、発送しました。明後日までには、全国の通教部のほとんどの皆さんに届くと思います。
昼間部、夜間部の方はクラスゼミのとき、教室の机の上から取ってください。
購読者、休学生の方への郵送は、もうしばらく後になります。

(小原)

伊丹市立図書館に木辺弘児コーナーが開設されました。2013/06/12 20:46

通教部・四宮クラスの住田真理子さん(愛知県豊橋市)から、次のようなメールと写真をいただきました。
住田さんは木辺弘児さんの娘さんです。木辺さんは二度芥川賞候補となったのち、1987年から逝去された08年(76歳)まで大阪文学学校チューター。91年~04年の間は大阪文学協会理事も務められています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
元チューター木辺弘児のコーナーが、ゆかりの伊丹市立図書館「ことば蔵」に開設されました。
開設にあたっては、県立伊丹高校の同級生の方々が尽力してくださいました。
伊丹市郷土作家のコーナーに著作12冊と樹林追悼特集号が並んでいます。

伊丹市立図書館 ことば蔵
伊丹市宮ノ前3丁目7番4号
昨年7月に開館した新しい図書館です。

22、23日プレ・スクーリング参加予定は40名。2013/06/13 21:17

通教部スクーリングの前段にもたれるプレ・スクーリング(22日午後、23日午前)への出席は今のところ、40名。そのうち22日夜、天王寺の宿舎での懇親会には15名、泊りは7名。
合評に参加いただくチューターは、22日が尼子一昭(小説)、佐伯晋(小説)、長谷川校長(詩・エッセイ) 、23日が高畠寛(小説)、津木林洋(小説)、川上明日夫(詩・エッセイ)の各氏。

小説組のプレ合評希望作品14編を、参加予定者には今夜郵送しました。詩・エッセイ組の方へは、8編を明日郵送するつもりです。

もう作品の参加申込はできませんが、合評会に参加することはできます。参加希望者はすぐに文校事務局までご連絡を。作品のコピーを送ります。

(小原)

「文校ニュース」春期第2号を発送!2013/06/15 21:33

今回の「文校ニュース」6月号は、わら半紙表裏16ページ立て。いまからホッチキス留め・ふくろ詰めをして、2時間後には、全国の通教部生157名と通教部チューター13名に東郵便局から郵送します。
休学生への発送は、月曜日(17日)になります。
昼・夜間部生は、クラスゼミのとき、持ち帰ってください。

「文校ニュース」今号には、“第1回通教部提出作品総合評(13クラス)”や“入学にあたっての抱負(7名)”などが載っています。

1面で触れていますが、6月23日(日)の通教部スクーリングには、宮城、東京、埼玉、神奈川、長崎、宮崎、鹿児島など全国各地から80名が出席予定です。 前日午後と当日午前のプレ・スクーリングの出席者も新入生12名をふくめて41名。

●きょう昼間、飯塚・津木林両クラス合同による『樹林』5月号および6月号の合評会をもって、昼・夜間部15クラスの『樹林』合評会週間を終えました。クラスを越えて在校生の優秀作品を読む機会を持てたし、クラス外の人とも懇意になれたことでしょう。次は、自分の作品が、在特号などの『樹林』に掲載され、より多くの人に読んでもらえるよう、がんばってください。

●相変わらずの人気講座、佐久間慶子チューターによる〈昼・文章講座〉に56名が参加。3時に始まり、大きな拍手の中で終えたのが8時ごろ。

(小原)

夜・詩の連続講座に21名参加。2013/06/17 22:27

春期第1回の夜・詩の連続講座(担当・山田兼士チューター)に21名参加がありました。作品提出も17名と多く、6時半開始で、終わったのは10時過ぎ。

●昼・詩の連続講座(担当・金時鐘さん)の作品提出締切は20日(木)です。事務局まで。

(小原)