連休明け昼・夜間部組会開始2010/05/06 22:39

昼間部2クラス、夜間部2クラス、どのクラスもほとんどのみなさんが元気に出席されていました。

通信教育部の春期第1回の提出作品の最終締切日でした。
連休の間、ないし今日届いた作品は6名から。さっそく、各担当チューターに届けました。

(小原)

ほぼ毎日、組会(クラスゼミ)の見学者があります。2010/05/07 18:31

今夜は、わが小原クラスに、2名の見学者があります。
組会の始まる6時半より早めに教室に来てもらい、今夜合評予定の2作品のコピーにざっと目を通してもらっています。
来週からでも中途入学してもらえるように、今夜はとくにはりきって組会にのぞみます。

もう昨日でしまいかと思っていましたが、今日も通教生5名から作品が届きました。ちゃんと、担当チューターに届けます。

(小原)

組会見学のお二人が入学申込み2010/05/07 21:48

今夜、夜間部の小説・小原クラスを見学した方が、お二人とも入学されました。(小原)

昼・文章講座に47名。2010/05/08 19:35

第1回 昼・文章講座
きょうは午後3時から、全校生および一般の方を対象にした公開講座の今期1回目、昼・文章講座がありました。
講師は昼間部チューターの佐久間慶子さん。
47名と参加者が多く、教室は(写真にあるように)ほぼ満員でした。
レベッカ・ブラウンの小説等について解説のあと、後半はあらかじめ提出のあったハガキ1枚の課題作品、全21篇(当日プリントして配布)を講評。
作品一つひとつに丁寧なアドバイスが加えられ、講座は予定時間をオーバーして6時を回って終了。
次回の昼・文章講座は6月19日です。内容、課題等については『樹林』4月号(入学案内書)や「学習の手引き」、文校ホームページ等で確認してください。(銅)

夜間部生が事務局からクラス生に自作品を発送2010/05/10 21:08

大きな紙袋に作品を入れてコンビニに向かおうとする久保さん
夜間部4年生(小説研究科)の久保朋義さん(68歳)が、午後4時ごろ文校事務局に現れ、属する尼子クラスで今週金曜日に合評してもらう作品のコピーをセルフサービスではじめました。自営する不動産鑑定士の事務所のコピー機では、時間がかかりすぎるからと、宝塚市から出向いてきたのでした。
手書き原稿で85枚、しかも尼子クラスの在籍者は今期30クラス中最多の22名、印刷枚数は半端じゃなく、コピー代は8500円に達しました(それでも正規料金をいくらか割り引きしてのこと)。
さらに、角2封筒、ラベル紙に500円。
大型のものでホッチキス留め、二つ折りにして封筒詰めし、クラス生の住所・氏名が印字されたラベルを封筒に貼って、8時前に作業完了。
ちょうど学生委員会のある晩で、尼子クラスの委員3名に手渡ししたあと、文校近くのコンビニに出かけました。そしてチューターもふくめて19名に、クロネコメール便にて作品「ビア・ドロロッサ」を発送しました。発送代は、3040円。
久保さんがエラかったのは、作品を見てもらうのに「こんなに金がかかるのか」などとは、一言もこぼさなかったことである。

(小原)

新入生へのハガキ一枚の課題2010/05/12 21:46

今春の新入生は今のところ96名(夜34、昼34、通教28)。きのうから昼間部・夜間部の新入生の皆さんには、以下のような案内チラシと所定の〈課題ハガキ〉を組会のとき配っています。通教部の新入生へはあす、チラシとハガキを郵送します。
健筆をふるってください。

    *

「新入生の皆さんへの課題」

次の六つのタイトルのうちからひとつを選び、所定のハガキに、
400字~600字ほどで書いて事務局まで送ってください。
冒頭にタイトル・氏名〈ペンネーム可〉・所属クラスを入れて。
締切は6月8日(火)必着とします。
提出作品は全て、文校の多くの皆さんの眼に
触れられるようにします。

・私のふるさと
・文学学校入学にあたって
・私を売り込みます
・私の歩んできた道
・私だけのもの
・最近強く思うこと

(小原)

小野十三郎さんの詩碑【読売新聞より】2010/05/13 22:19

5月9日付「読売新聞」
5月9日読売新聞・朝刊・社会面に、小野十三郎さんの詩碑のことが大きく報じられていました。1月10日の読売・朝刊にもでていましたので、その続報ということです。この「詩碑撤去問題」では、去年の暮れに文校事務局にも読売から電話で問合せ・取材がありました。
小野さんは、わが大阪文学学校が1954年に創立されたときから91年まで校長を務められていました(96年逝去)。ちなみに、現校長の長谷川龍生さんは、91年からの2代目。
読売の記事の最後でコメントを出している山田兼士さんは、文校の運営母体である大阪文学協会の理事で、『樹林』冬号の編集担当。

(小原)

昼・詩の連続講座(担当・金時鐘さん)の課題作品の締切は6/2。2010/05/15 14:14

【公開講座】昼・詩の連続講座  (土曜)PM3:00~5:00
受講生の作品を読む        在校生無料 一般1500円
担当・金時鐘さん(詩人)


 作品を批判するのは容易だが、その作品の良さを見いだすのはよほどの読解力を必要とする。つまり作品を読み取る力こそが、批評することの基本だということだ。それはそのまま創作するものの担保ともなる蓄えである。その蓄えのための公開研究会でありたい。
 全三回の講座とも実作演習を試みることとし、課題創作を取り入れる。課題は「生命」、「人生」または「自然」である。「生命」「人生」「自然」の名詞をいっさい使わないことが、条件である。少なくともタイトルにだけは絶対使わないこと。

課題(「生命」、「人生」、「自然」のうちのひとつ)にそくした内容で、30行以内の詩作品一編を、6月2日(水)までに文学学校事務局あて届けてください。それぞれの提出作は、講座日3日のうち、いずれかの日に取り上げます。

月 日 曜 内  容
6月12日 土 《1回目》提出作品を講評
7月31日 土 《2回目》提出作品を講評
9月18日 土 《3回目》提出作品を講評

きょうの毎日新聞〈夕刊〉3面に注目!2010/05/17 16:57

毎日新聞
上の毎日新聞〈夕刊〉3面の記事を書いた毎日新聞記者の鶴谷真さんは現在、文校の夜間部・小原クラスに在籍しています。クラスでは、幻想的な筆致で〈現代の戦争〉状況をあぶりだそうとする小説を描いています。
記事の中の写真(実際はカラー)ではにこやかな男前に写り、また新聞1面の紙面紹介コーナーでも“学芸部のモテ男”とありますが、それらのことが今度の金曜日、わがクラスで議論を呼びそう。

(小原)

夜・文章講座(担当・葉山郁生チューター)に30名。2010/05/17 21:48

第1回 夜・文章講座
課題作品の提出者は18名。
今夜の第一回参加者30名のなかには、通教部の住田真理子さん(愛知県)、小暮照さん(愛媛県)の姿も。


葉山チューターの次回(第二回)の夜・文章講座は、 6月28日(月)午後6時30分からです。【私小説の身近な日常、大きい世界への眼差し】をテーマとします。

●教材=川崎彰彦『夜がらすの記』から二篇(編集工房ノア)
*教材のコピーを文校事務局に用意していますので、クラスゼミやスクーリングの時などに手に入れて下さい。送付を希望の人は郵便代をご負担下さい。
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●課題=違った場所と時にいる二つ(以上)の自画像と人間関係を重ねたエッセイや小説の一節

 第二回目の課題のための例文を、一回目講義資料中の小川国夫「物と心」とします。小刀という物と、兄弟の心との一致やずれが、人物造型上の物と心のあり方から進んで、弟・浩の「自分から(兄の)宗一の視線の前に出て行った気持ち」という影、つまり「自己の二重化」を生んでいます。
 この二重化は、兄と弟が他者や、世間一般から見たとすれば、「分身構造」にあることになります。
 この世間一般の眼差しが、小川作品の「海鴉」では、兄にかわる年長者の和一に振りかかる別の部落(玉浦)の衆の暴力となります。
「物と心」は二人の世界ですが、「海鴉」や木辺作品も参考に、それにプラス世間一般の人間関係を描く場面を加え、全体として二場面(ないし三場面)として、ご自身の人間関係の素材で課題文を作って下さい。
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●教材作品は読んでおいてください。
●課題作(原稿用紙2枚《ワープロの場合、A4用紙をヨコにしてタテ書き印字》)を、講座日の3日前までに、担当講師宅へ郵送のこと。提出作品はコピーして、皆で読みあいます。(一般の方などで講師宅の住所がわからない場合は、事務局まで問い合わせてください)